2016年04月14日

海ごみのミニ博物館『漂着物トランクミュージアム』



先月27日に開催された
「香川の浜辺をはだしで遊ぼう!父母ヶ浜クリーンアップ大作戦!!」


そのときの様子はこちらをチェック
父母ヶ浜クリーンアップ大作戦@
父母ヶ浜クリーンアップ大作戦A

その連動企画として、Free Cloudで展示されていた
                                     

『トランクミュージアム』


イベント当日、父母ヶ浜へ向かう前に
“ふじやま”が見学にいってまいりました。
76902A8D-E39D-4DE8-8527-8BEA732003A2.jpg
展示場所:Free Cloud ツアーベース(仁尾町家の浦)





周囲を海で囲まれた日本にはいろんな漂着物が流れつきます。
お宝になるガラス玉やサンゴのかけらもあれば、
川から流れ出てくる困ったものたちもあります。
そんな海のごみについて、よりわかりやすく伝えるために、
いろんな漂着物を旅行用のトランクに詰め込んだ移動式博物館。
それがこちらの『トランクミュージアム』なんです。


5F7DBFFC-9ECF-4A3F-A026-026E0118EFDD.jpg




F20F925D-0D8D-4DF3-8CAC-63B6ED34027A.jpg
派手なカラーリングのトランクがずらりと並んでいました

0EF05B64-55D3-4455-B7BA-BE208B374E41.jpg
これは、海洋汚染を伝えるために作られた  眼で見て学ぶ資料

2C1EFDFA-BFB8-42B8-848F-FFBBD69DA47F.jpg
外見からはなかなか想像できないような

8F5F5DA6-F436-48E0-95FF-F3D79BA9F321.jpg
海からやってくる困り者たちが収まっています。

F56664AB-6210-4818-940B-2BE6FF1E333E.jpg
これは魚網、漁具、釣り具など

69D9BA2A-8CFC-4455-9A8F-601DD902B71D.jpg


37A039FC-B637-4CCF-B383-1D1EE3E5771C.jpg
プラスチックの破片、川から流れてくる生活ゴミなど

5960979F-4A95-4589-907F-4ABCBCE9E928.jpg



「香川の浜辺をはだして遊ぼう!父母ヶ浜クリーンアップ大作戦!@」

でもご紹介しましたが、海で見かけるごみは確認される場所によって

「海岸ごみ」「漂流ごみ」「海底ごみ」と呼び方が変わります。


このようなごみは海辺の美しい景観を損なうだけではなく、

海の生き物にも悪い影響を及ぼしています。

また、海岸に漂着しているだけではなく、

海の中や、海底にも多くのごみがあることがわかっており、

こうなると清掃したり回収することは容易ではありません。


国の推計によると、海底ごみは、瀬戸内海だけで

少なくとも約1万3000トン以上あるとされています。


そのほとんどがペットボトルやポリ袋、プラスチック製品などの

生活ごみが占めていることがわかっています。


「瀬戸内海の海ごみの多くは、沿岸に住む私たちの生活ごみ」


「海ごみ」の問題は、私たちの身近な生活ごみの問題

でもあると同時に、地球規模に拡がる海洋汚染の問題でもあり、

それが国際的にも深刻な問題になってきています。


海から多くの恵みを受けている私たちは、この事実をまず知ること。

そして、さまざまな形でこの事実を伝えるべきではないか。

海岸清掃や海ごみに関するイベント等に積極的に参加するなど、

それぞれの立場でなにか行動をおこさなくてはいけない。

トランクミュージアム、そして父母ヶ浜でのイベントを通じ、

あらためてそう強く感じた“ふじやま”でした。





また、三豊市仁尾町の無人島『蔦島』では、
昨年開催して好評だった、アウトドアイベントが、6月に開催決定♪

6月11日(土)・12日(日)
瀬戸内DAYOUT2016

こちらも、海で裸足で思いっきり楽しむイベント!!!
また、詳しい情報が入り次第、ほんまモンブログでも発信していきいます♪

 ☆瀬戸内DAYOUT2016、最新情報はFBページから
 ☆昨年の様子などはこちらから









posted by ほんまモンリポーター at 09:07| Comment(0) | 里海づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする