こんにちは、ショウタロウです。
だんだん秋めいてきたので、紫雲出山の桜の葉が色づいてきたかな?と思い見に行ってみました。
残念ながら桜並木はあまり色づいていませんでしたが、美しくて面白い生態をもつ蝶に出会いました。
アサギマダラです。
漢字では浅葱斑と書くようです。浅葱とは青緑色のことを示す古い色名ですが、たしかに薄い青色が美しい蝶です。
ひらひらと飛んだり滑空したりしながら、花の蜜を吸っていました。
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実は、この蝶、海を越えて渡りをする蝶なんですよ!
春や夏は本州などの標高の高いところで過ごし、気温が下がってくる秋頃から九州、沖縄、さらには台湾まで移動していくそうです。記録では和歌山で捕まえたアサギマダラが遠く2500kmほども離れた香港で再度捕まったこともあるそうです。
体つきや、ひらひらした飛び方を見ているとてもそんなに飛べるようには見えないのですが…
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飛び方を見ていると、羽ばたく時と滑空する時とがあるようです。
調べてみると上昇気流などを使って高い空まであがり、滑空しながら移動していくようです。
今日私が見たアサギマダラも北の方からやってきて南へと渡っていく途中、荘内半島で一休みして、またすぐ旅立っていくのでしょうね。
長い旅路の途中の彼ら、見かけたらその美しい姿を愛でつつそっと見守ってあげてください。
お読みいただきありがとうございました。
🚩紫雲出山
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