こんにちは、ショウタロウです。
去る11月14日、香川高等専門学校詫間キャンパスの学生さん達が副市長を表敬訪問されました。
その理由とは…
「全国高等専門学校 第28回プログラミングコンテスト」本選(自由部門)において
全国61校の応募の中から最優秀賞を受賞したのです!
※全国高等専門学校 第28回プログラミングコンテストについてはこちら
「最優秀賞」というだけでなく「文部科学大臣賞」「情報処理学会若手奨励賞」などにも輝いています。
この偉業を成し遂げたのはこちらの皆さんです。
左から山崎君、竹内君、高志君、田上君、吉田君です。
副市長もどんなものを創り上げたのか興味深く尋ねてらっしゃいました。
さて、彼らは何を創りだしたのでしょうか?
その名は「Each Touch」
直訳すれば、「それぞれのタッチ(接触)」ですね。
その作品の特徴は、タッチパネルで複数の人を識別できることです。
スマートフォンを使われている方も多いと思いますが、通常のタッチパネルは誰が触っても同じように反応しますよね。
でも、「Each Touch」は、タッチした人を識別するのです!
ですから、こんな遊びもできます。
普通のタッチパネルなら誰がどの札を触ったか区別できませんから、このかるたゲームのようなことはできません。
Each Touch だからこそできるんです。
もともとは、タッチした人を識別できたら面白い、という発想から生み出された技術だったそうですが、その使いみちを考えていく中で、いわゆるゲーム機ばかりで遊んでいる子ども達が、一緒に向かい合って遊べる場を創り出せるのではないか?と思いついたということです。
そのような発想を踏まえたプレゼンテーションや、1280個ものセンサーを駆使したこのシステムが、その独創性と完成度が評価され大賞受賞となったそうです。
このシステムを開発した学生のみなさんにプログラミングとの関わりについて将来のイメージを聞いてみると、「プログラミングを活かした仕事に就きたい」、「2020年に小学校でもプログラミングが義務教育化されるので先生方を支援する仕事をしたい」、「言葉がなくても見て聞いて分かるものを作っていきたい」、「趣味として楽しみたい」など様々な答えが返ってきました。
それぞれの個性に応じて、その想像力と技術をぜひ社会にも活かしていただきたいですね。
ちなみに詫間高専はこのプログラミング大会の競技部門でも準決勝まで進出する活躍ぶりだったようです(詳しくはこちら)。
将来がとても楽しみな若きクリエイター、エンジニア達、香川高専詫間キャンパスにこれからも大いに期待です!
(副市長、顧問の先生たちとともに)
ありがとうございました!