2019年09月14日

三豊で環境保全について学ぶ・動く・考える!


 こんにちは、ショウタロウです。

 先日、以前ほんまモンでもご紹介した(記事はこちら香川大学学生esdプロジェクト SteeePのみなさんと、三豊で環境保全について考える研修が行われました。主催は香川県地球温暖化防止活動推進センター(以下、センター)です。

 ちょっと余談になりますが、最近は、ほんとに気候・気象の変動の大きさにびっくりする事例が多いですよね…
 香川大学学生esdプロジェクト SteeeP(ステップ)は地球温暖化防止に向けた環境活動に取り組む若者たちのグループです。

 三豊市の環境保全活動といえば、やはり「ちちぶの会」の方たちの取り組みが思い浮かびます(記事はこちら)。そこで、まずこれまでの取り組みの経緯や思いについて、同会の菅磯夫さんにお話を伺いました。
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 埋立工事の話がどのように進んでいたのか、その当時の地域や行政の反応、そして残された浜を守るために行動しようと決意した菅さん達の思い、みんな真剣に聞いていました。

 同行した私にとって一番印象的だったのは菅さんの「一番の原動力は埋立工事に負けるか、という当時の思い。それは今もある。」というお言葉でした。埋立工事の話はなって、ほぼ四半世紀が過ぎてもその熱い思いは消えていません。
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 お話や質疑応答の後、菅さんのおすすめで、みんなで裸足になって父母ヶ浜へ。

 ちょうどお昼すぎでしたので…


 熱い!!砂がめっちゃ熱い!!


 と叫びながら浜へ(笑)
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 みんな父母ヶ浜が初めてでしたの記念写真を(写真提供はセンター)。ちょっとおとなしめですが(笑)

 こちらはセンターのスタッフのみなさんで「COOL」に。ちなみに大人のほうがはしゃいで、いろんなポーズの写真を撮っていましたよ(^_^;)
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(写真提供はセンター)

 その後、蔦島へ。実は蔦島は瀬戸内海国立公園の中でも規制が厳しい(5段階の上から2番目)区域になっています。
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(写真提供はセンター)

 海水浴シーズンが終わった浜でゴミ拾いをしました。
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 ほぼ猛暑日だったことと、雷がなり始めたのでほんの10分ほどの活動でしたが、それでもペットボトルなど結構な量のゴミが拾えました。
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 ゴミ拾いをした後は、菅さんの話も踏まえながら、いま父母ヶ浜にたくさん来ている人たちをターゲットにして、どうしたらちちぶの会の取り組みや環境問題に関心・興味を持ってもらえるか、についてみんなで議論。
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(写真提供はセンター)
 「みんなが参加できるなにかを作ることで父母ヶ浜に愛着を持ってもらう」、「まず父母ヶ浜に来ている人たちがどんなことに関心があるか調べて、そこと絡めて情報発信する」などのアイデアや意見がでてきました。

 今回の研修は、少し盛りだくさんの活動したので、最後は時間が足りなくなってしまったのですが、香川大のみなさんに三豊や父母ヶ浜の地域や人の魅力、そして彼らの活動のヒントになるものを感じてもらえたようでした。
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(写真提供はセンター)

 三豊が観光でも環境でも各地のモデルになる、そんなふうになったらいいですね。
 SteeePのみなさん、ありがとうございました。また三豊に来てくださいね!

⬛香川大学学生esdプロジェクト SteeeP
 公式FaceBookはこちら

⬛香川県地球温暖化防止活動推進センター(香川県環境保全公社)
  公式ホームページはこちら

posted by ほんまモンリポーター at 22:42| Comment(0) | 環境への取組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする