こんにちは。ひとみです🍀
今日は、瀬戸内国際芸術祭で盛り上がっている粟島で、どっぷりアートに浸かって泊まることができる一棟貸しのゲストハウス
「Art canvas AWASHIMA」のご紹介です。
実はこの建物、2013年、初めて粟島が瀬戸芸の舞台になった時、作品の展示されていた建物でした。
「Subtle Intimacy」
作家:佐々木類さん
焼成し白い灰となった、粟島の植物をガラスの中に閉じ込めた幻想的な作品。
そして、もっと遡れば、「船乗り」の家でした。
そんな建物の記憶を残しつつ、『ART』の島粟島を存分に味わえる
「Art canvas AWASHIMA」
入口の蟻の絵が目印。
こちらの蟻もアーティスト小川貴一郎氏によるもの
小川さんの作品は11月4日まで三豊鶴のギャラリーで見ることもできる こちら 入口には現在粟島のレジデンスアーティストとして、瀬戸内国際芸術祭に展示している
大小島真木さんとマユールさんのドローイングが迎えてくれる。
入口に入るとすぐに大きな甲板型のテーブルが。
この建物の中心にあるこのテーブルは
食事をする場所であり、コミュニケーションが生まれる場所でもある。
座ると、格子のガラスの向こうに景色がみえる。
時々人が通ったり、猫が通ったり、季節がくれば、梅や桜の花も臨むことができる。
何もなくとも、本やコーヒーを片手にぼーっと過ごせる場所。
テーブルはL字型にキッチンと繋がっている。
仲間たちみんなで、料理をするのも楽しい。
こちらの大きなキッチンダイニングは、テラゾーという素材。
かつてはよく使われていた素材だが、手間がかかる為今ではほとんど見かけることはなくなった。
こちらのキッチンカウンターは全て
左官やさんが塗りあげて
オーナーさん自ら苦労して削り出したもの。
表面には手仕事のあとが残る。
ダイニングのすぐ隣は、土間のリビングスペース。
ここは少し床が下がっていて、大きなソファで、ゆったりとくつろぐことができる。
ここのイメージは海の底。
床は粟島の海をイメージしたブルーグリーンだ。
大きなソファは組み合わせを変えるとクイーンサイズのベッドにすることも。
ソファから見たダイニングキッチン。
キッチン、ダイニング、リビングとゆったりと空間が繋がり、
ゲストは思い思いの場所で過ごすことができる。
浮き玉のような照明には粟島の海でひらった漂流物が。
そしてソファの背面には、佐々木類さんのガラスの作品が。
はめられている小さな植物は、2013年の作品展示していた時に採取した植物。
そして、この夏、もう一度粟島まで植物を採取しにきてくれて
今年の植物も新たに作品として加えてもらった。
白い灰となって、ガラスに閉じ込められた植物が
夜には間接照明として照らし出され、空間を優しく照らしてくれる。
そのほかにも、
マユールがインドに帰る前に、ゲストハウスの壁にも壁画を残していってくれたり、
床の間に飾ってあるのは「風の人」 イングリッド作
島を訪れるアーティストの方の足跡が増えていっって
どう空間が変化していくかも楽しみですね。
2階はラグを敷き詰められたフリースペースとなっており、
寝室としての利用はもちろん
吹き抜け周りのカウンタースペースを利用することも。
こちらのカウンターはこのリノベーションのために解体した時に、たくさん出てきた新聞を作ったもの。
この建物の歴史を感じられるカウンターだ。
イギリスからの取材。記者たちも新聞カウンターに興味津々。
カウンターを製作する、オーナーの喜田さん。
その他にも
海で拾い集めた漂流物たちが壁に隠されていたり
リノベーション中の侵入者の足跡が残されていたり。
かつての住人の気配を感じられたり
刻々と移り変わる光と陰だってアートの一部。
緩やかな時間の中でとっぷりと島時間とアートに浸かって過ごすことのできる
Art canvas AWASHIMA
オーナーの喜田さん(左か2番目)、寺下さん(左端)、矢野さん。
それぞれ三豊市を盛り上げる企業のトップの方達。
posted by ほんまモンリポーター at 09:04|
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番組紹介!!
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