2019年10月25日

「始まりの洞窟」と粟島ぼーい&がーる

こんにちは ひとみです🍀

瀬戸内国際芸術祭2019も、のこすところ、あと10日ほど!

今年の粟島アートの中でも、目玉とも言える作品

「言葉としての洞窟壁画と、鯨が酸素に生まれ変わる物語」

をご紹介します!

こちらの作品は2018年の夏、そして、2019年春〜夏と、三豊市粟島でアート制作に関わってくれている、アーティストの大小島真木さんと、マユールワイェダさん3兄弟の共同制作作品となります。



何と言ってもまず圧倒されるのはこの作品のスケール感。

なんと建物の中に、洞窟を作ってしまったのです
(作品全貌はぜひ現地にいって感じてくださいね。)


作品の入口、洞窟の入口には
まるで、世界各地に残っている洞窟手形のような手形が

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アートの始まりとも言われる洞窟手形。
実はこの手形は、この洞窟アートに携わった、粟島ぼーい&がーるや、海ほたる隊のみなさんのもの。


この洞窟アートが出来上がるまでの壮大な物語も交えながら

アーティストのマユールさんと粟島がーるの松田悦子さんが案内してくださいました。

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このアートの製作者である、大小島真木さんとマユール・ワイェダさんは
2018年にも、粟島のレジデンスアーティストとしてこの粟島芸術家村で創作をされていました。

当時の作品はこちら




昨年の作品制作の過程で築いた地域の人たちとのつながりそして、島民の方の、このお二人に今年も来てもらいたいという強い想いでもう一度この粟島に帰ってきたお二人の中では


「地域の方達と一緒に作品を作り上げたい。」
「地域の財産としてこれからも残せる作品を作りたい。」



という2つの大きな想いがありました。


そうして島民の方達と5ヶ月もの月日をかけて完成したのがこの



「言葉としての洞窟壁画と、鯨が酸素に生まれ変わる物語」



地球の歴史を感じさせる壮大なストーリー
島民の方達との絆の作品でもあるのです。




まずは洞窟を作ることから始めた作品作りは、まさにみんなの共同作用。
洞窟、新聞紙や、シュレッダーにかけられた紙で作られているのです!!
初めての試みに悪戦苦闘して作り上げる様子は、作品のお隣の部屋に展示されています。



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緻密な線によって描かれるインドの少数民族であるワルリー画。
白色とラインとで構成されるワユリ画は、全ての線に意味を持つと言われています。
白の微妙な濃淡まで細かく指定して、島民と一緒に書き上げた洞窟壁画。




始まりは、洞窟の中、人類の誕生から。
この洞窟に入ることで
私たちも人類の誕生や、文化や生活を追体験することができます。


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たくさんの動物たちが生き生きと描き出されています。


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狩猟と祈りと共にある生活。


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ワルリーでは虎は神として崇められていたそうです。


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螺旋を描くのは無数の・・・蟻!!



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ワルリーの生活と共にあるもの。



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恵の雨。
農耕の始まり。


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この雨の表現の細かさ!!

「もーこれみよったら(描いていた時を思い出して)しんどくなってくるわ。」
と粟島がーるのみなさん。



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人々の豊かな営みがそこには描き出されてます。



植物の陰に見えるのは「スピリッツ」だ。
とマユールさんが説明してくださいました。

精霊のようなものものでしょうか。


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川からの流れが行き着く先は・・・


海の種


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様々な生き物の坩堝。


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洞窟の真ん中には巨大な鯨の骨。
骨には鯨の一部となったプランクトンが描かれ、
その中央には美しい心臓が。

島民の方達の海の刺繍を組み合わせてこの心臓が出来上がっているそうです。


タラ号に乗船し、生き絶えた鯨の身体をたくさんの生き物が食べる光景をみたことがきっかけとなり始まった
大小島真木さんの鯨シリーズのここは最終地点でもあります。



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生き物は土から生まれ土へと還っていく。


ぐるりと洞窟を見終わった後は壮大な物語を見終わったような
じんわりとした感動に包まれます。


教室の最終地点。

祈りの部屋はお接待部屋。

お茶をいただきながら
島民の方の作った繊細な刺繍とともに、
作品の製作秘話も聞けるかも!?


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瀬戸内国際芸術祭秋会期がはじまっています!!
 〇公式HP:https://setouchi-artfest.jp/

三豊市粟島も、アート展示の舞台となります。
 〇公式HP粟島紹介ページ:https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/awashima/
posted by ほんまモンリポーター at 01:00| Comment(0) | 番組紹介!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする