2019年10月28日

三豊も深く関わった!大正の大嘗祭

 こんにちは、ショウタロウです。

 2019年10月22日には、令和の天皇陛下の即位礼正殿の儀が執り行われましたね。11月には、大嘗祭(だいじょうさい)が行われます。

 大嘗祭とは、「天皇陛下が即位ののち初めて新穀を天照大神(あまてらすおおみかみ)をはじめすべての神々に奉り、自らも食べる祭り」のことだそうです。この大嘗祭に使われる新米は、国内で選ばれた2箇所の田んぼ(主基斎田(すきさいでん)悠紀斎田(ゆきさいでん))のお米が使われるそうです。

 今回の大嘗祭では栃木県と京都府が選ばれていますが、大正天皇の大嘗祭のときには香川県が選ばれています。
 田んぼとしては現在の綾川町にある田んぼが「主基斎田」として選ばれたのですが、実は三豊の人や物資などもたくさん協力しているんですよ。

 そのことについて山本町にある三豊市文書館秋の企画展「大正の大嘗祭(だいじょうさい) 主基地方(すきちほう)としての三豊」で紹介されているので、見学してきました!

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 見学にお邪魔したのは、ちょうど22日の「即位礼正殿の儀」の日でしたよ。カーラジオで聞きながら文書館に向かいました。

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 早速中に入りましょう!


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 展示は主にパネルにて行われています。

 早速ですが、一番の目玉はこちらの屏風絵のパネルです!
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 大嘗祭のために建築された「主基殿」で飾られていたものです。主基地方に選ばれた香川の中の西讃地域の景色が「春:江甫草山(つくもやま、観音寺市)、夏:象頭山(琴平町)、秋:財田町(三豊市)、冬:天霧山(三豊市)」で描かれています。
 竹内 栖鳳(たけうち せいほう)という第1回の文化勲章を受賞した方が描かれたものです。
 少し事情があって写真では詳しくご紹介できないのですが、ぜひ現物をみていただきたいです!

 また、主基殿の建築にあたってはたくさんの筵(むしろ)も使われたのですが、財田の田んぼの稲わらで作られた筵300枚が献上されています。こちらは当時の実物が展示されています。
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 ちなみにこの筵を作るための苗は、財田町の雨之宮神社の前の長野川で洗われました。
 以前の記事でも少し紹介しましたね(「【三豊の木】狛犬がユニーク!?雨の宮神社の社叢」。記事はこちら)。
 今回の企画展では当時の写真も展示されています。
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 筵のための稲を育てる際に使われた牛も、健康診断などを経て選ばれたそうです。
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 名前は「美登代(みとよ)号」です。

 田植式には非常に多くの人も集まったそうです。
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 お米としてではなくて、莚として使う稲であっても、苗を洗うところから始まり、耕す牛も慎重に選んだり…とやはり当時の三豊の人々が感じていたであろう非常に大きな栄誉や誇りを感じました。展示の一つ一つが面白くて、ここでは紹介しきれないのが残念です。

 そうそう!今回の展示をもっと楽しむ上で欠かせない方がいらっしゃいます!その方とは…
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 館長の宮田さんです!
 文書館ではお願いすれば小谷田館長やスタッフの方が解説してくださるんです。今回もお願いしましたら、展示をなんとなく見ているだけでは分からない当時の事情や紹介した写真が発掘された経緯なども詳しくお話くださって…すっごく面白かったです!

 この企画展は12/1(日)まで行われています。
 みなさんもぜひ!お出かけになってみてください!

三豊市文書館 令和元年度 秋期企画展
 「大正の大嘗祭 〜主基地方としての三豊〜」

会期:12月1日(日)まで
会場:三豊市文書館 ロビー・展示閲覧室
住所:香川県三豊市山本町財田西375(地図はこちら
開館日時:毎週火曜日〜日曜日 9時〜17時
休館日:月曜日・祝日・館内整理日(月末の平日)
TEL:0875-63-1010
HPはこちら(休館日などご確認ください)


posted by ほんまモンリポーター at 12:34| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする