こんにちは、ショウタロウです。
日々春めいてきましたね。地上の草木はもちろん、海の魚にも春がきていますよ。
春の魚といえば桜色に輝く真鯛!
その真鯛の中でも初物となる「初鯛」の競りが仁尾町漁協で開かれましたので、取材してきました。
競りの開始は朝6:30、港に朝焼けの光が射しています。
まずは地元の水揚げされたばかりのセイゴやキスなど様々な魚の競りから始まりました。
競りはこのような感じで進んでいきます。
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あっ、初鯛が来ました。大きい!(64cm、3.5kg)。
さあ、初鯛の競りが始まります。動画の冒頭ピチピチと跳ねる初鯛、生きの良さも伝わってきますね。
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競り人である仁尾町漁協の川上参事の声が響きます「はい、初鯛いくで〜8万、10万、12、15、18、20、20…」
「30万!」
おお〜っどよめきが広がりました。周りもびっくり!の30万円でした(ちなみに昨年は16万円だったそうです)。
競り落としたのはこちらの河田通さんです。
なんと昨年の初鯛も河田さんが競り落とされたとか。
30万円の鯛、「販売するときはいくらになるのかなぁ」なんてちょっと考えてしまったのですが^^;、河田さんどうされるんでしょうか??
河田さん「初物という縁起物ですし、昨年と同じように高齢者施設に贈ってみなさんで美味しく食べていただこうと思います。昨年もとても喜ばれました。」
えっ、そうなんですか!すごいなぁ!
なんでも仁尾の初鯛は地元に振る舞う習慣があり、そのためにご祝儀相場で高値をつけるのが男意気と気風の良さなのだとか、これは素敵ですね!
さて、初鯛の賑わいがすぎた後も様々な地魚の競りが続きます。
そして、競りも終わる頃には、春の朝日が港を照らしていました。あっ、という間の賑わいのひとときでした。
鯛はもちろん、この時期ならではの魚もたくさん競り落とされていましたよ。今日の夕飯は地魚で春を感じてみませんか?
ぜひ地元のスーパーでお買い求めください!
ありがとうございました。