2020年04月06日

静かな山道を歩いてみよう!六地蔵峠〜雲辺寺(前編)

 こんにちは、ショウタロウです。

 山笑う(*)季節になりました。
  (*)俳句の春の季語で、春の山が芽吹きなどで明るくなった感じのことをいいます。

 世情もあって、家にこもりがちなこの頃ですが、換気抜群(??)で人も少ない、山道を歩いてきましたよ。
 ご案内いただいたのは観音寺市の「観音寺あけぼの山の会」の方々です(HPはこちら)。

 出発地点は以前ご紹介した三豊市山本町の「六地蔵峠」でした(記事はこちら、地図はこちら

IMG_6473.JPG
 徳島側に入ったところに、3台ほどの車を停められるスペースがあります(上の写真でも車が見えていますね)。なお、トイレはありませんので、あらかじめ済ませておきましょう。
 峠から徳島に向かってみて右手に登山道があります。最初の登りがちょっときついのですが…IMG_6475.JPGその後は多少アップダウンはあるものの、比較的平坦ですよ。IMG_6477.JPG
 途中の道は概ねこのような感じです
 登山道からの眺望はあまりありませんが、まだ葉っぱが出ていないので、とっても明るくて気持ちのいい林です。

 道端には季節の花々も見られます。こちらはモミジイチゴIMG_6498.JPG

一輪だけですが、フデリンドウも見つけました!親指のさきほどの大きさのリンドウです。
フデリンドウ.jpg

 おっ、なにか昔の道標がありましたよ。IMG_6483.JPG
 IMG_6479.JPG彫られているのはお地蔵さんでしょうか。「右こんぴら」「左うんぺんじ(?)」と書かれています。
かつてここは峠越えの道だったのですね。裏を見てみると…
IMG_6482.JPG
弘化四年(1847年)、未は「ひつじ年」ということですね。今から約170年前かぁ。
IMG_6480.JPG
「庄吉さん」が世話人として作ってくださったんですね。どんな人だったんでしょう。今もしっかり残っていますよ。庄吉さん、ありがとうございます。

 ちなみにこの道標に出会うのは雲辺寺まで1/3ぐらいの地点です。道はまだまだ続きますよ。ちなみにここまでは誰ともすれ違いませんでした(後編に続く)




posted by ほんまモンリポーター at 17:57| 香川 | Comment(0) | てくてく 歩いてみとよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする