こんにちは、ショウタロウです。
山本町の六地蔵峠から歩き始めている前編はこちら
さて、引き続き雲辺寺に向かう山道を歩いていきますよ!
辻というのは山本町の辻地区のことですね。辻地区の人達がこの周辺の山林を管理して木材や薪などを利用していたんですね。
ちなみに、いろんな地域で「昔はマツタケがよく採れた」という話を聞きますが、マツタケって痩せた土地でしか出ないそうです。
昔は燃料や畑の肥料に、落ち葉や落ち枝を使っていたために、林の中は見通しよくすっきりして養分が少なかったので、マツタケがたくさん出ていたらしいです。ちょっとうらやましいですね。
さあ、さらに歩いていきましょう!
気持ちのいい道!もう少ししたら新緑に包まれたトンネルになりますね。
ほうぼうから「ツピンツピン」といったヒガラや「ホーホケキョ」のウグイスなど小鳥のさえずりも聞こえてきます。今の季節ならではですね〜
クロモジの芽って、まるでロウソクと燭台みたいにも見えますね。
さて、さらにしばらく歩くと、雲辺寺(66番)から大興寺(67番)に向かう遍路道と合流します。
この遍路道を降りていくと(右方向)粟井ダムまたは雲辺寺のロープウェイ乗り場に行けます。ここまでくれば雲辺寺まではあと1kmほどです!
五百羅漢(お釈迦様が入滅された時に集まった500人の弟子)の石像が迎えてくれました。
さあ、雲辺寺に到着です!
スキー場からの眺望が素晴らしいです!風も陽射しも気持ちいい!!
ちなみにこの日は土曜日でしたが、私達の他にいたのはお一人だけでした。
今回はこのあと曼陀峠方面にくだったのですが、そちらのルートはほとんどが舗装道路なのと、あらかじめ曼陀峠に車を置いておくなどしなければならないので、雲辺寺で折り返すのが楽で楽しいと思いますよ。
往復約14kmと、少し健脚の方向きのルートですが、中学生以上の人ならまず問題ないと思います。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
■六地蔵峠〜雲辺寺
距離 往復約14km
所要時間 行き(登り)3〜4時間、帰り(下り)2〜3時間程度