この春の新型コロナウイルス感染症はかつてない長期休校など教育に深刻な影響をもたらしました。
しかし、そのような逆境の中でオンライン授業という新しい学びが生まれつつあります。
先日は香川県立高瀬高等学校の取組みをご紹介しましたが(記事はこちら)、去る5/11からは中学3年生を、5/25からは小学6年生を対象にしたオンライン授業の取組みも始まっています。
(小玉さん)写真提供:三豊市
小玉さん「オンライン授業をした先生からは『教室では後ろの席の子の動きが見えにくいことがあるが、全員の顔が同じように見えてよかった』、『子どもたちも対面の会話より、相手の話が終わるまで待ってから話そうとする姿勢が強いような気がした』など、オンライン授業ならではの良さも発見できました」
− 一方で課題としてはどんなものがあったでしょうか?
小玉さん「やはりインターネットの接続環境と通信機器という二つの面でのインフラ整備です。特に機器類はテレワークの浸透などもあって今は全く手に入らない状況ですので、その他の学年に進めていく上での大きな障壁になっています。さらに小学生の場合は、機器の扱いも課題ですね」
− 今後の展望としてはいかがでしょうか?
小玉さん「今回、緊急事態でのオンライン授業でしたが、今後は平常時でも遠隔地をつないだ授業や、実際に来ていただくことの難しい専門家の方による授業など様々な活用方法を考えています」
とのことでした。新しい取組みだけに、課題はいろいろありますが、小玉さんや先生方と子どもたち、そして様々な関係者の熱意と努力によって、三豊での学びがますます幅広く深くなっていきそうです!
■ミトヨで、やってミヨ(学び編)
※三豊市らおけるオンライン授業の紹介など