2020年06月10日

悠久の時を超えて!三豊のジオツアー開発中!(前編)

 こんにちは、ショウタロウです。

 ブログでもたびたび紹介してきました香川県のジオパーク(*)化への取り組みの中で、今回三豊をフィールドとしたツアーづくりのための下見&調査が行われました。

 ジオパークとは、「地球・大地(ジオGeo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所です。その価値や地域における取り組みが認められると、ユネスコにより世界ジオパークとして認定される場合もあります。

★ジオパークとは(日本ジオパークネットワーク)



 「讃岐は世界ジオパークの価値が十分にある!」

ということから取り組みをされているのが香川大学の長谷川修一教授です。
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(長谷川教授)

 今回は、ジオに興味がある方々総勢16人で三豊市におけるジオなポイントをいくつか巡ってきましたよ。

 まずは爺神山。
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 かつては「高瀬富士」とも呼ばれた秀麗な姿だったようですが、砕石により削られて現在の形になりました。

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(かつての爺神山の姿を見せてくださる「あけぼの山の会」のMさん)

でも、その結果、通常は見ることができない、山の中の溶岩が流れた様子などを見ることができます。IMG_7817.JPG
 ※通常は立入禁止ですが、地権者様の了解を得て入っています。

 詳しくは以前の記事(爺神山ってすごいんです!記事はこちらをご覧ください。 

 さて、爺神山から太子堂を経由して、宗吉かわらの里展示館を目指します。
 太子堂にはかつての爺神山の写真が展示してありました。IMG_7840.JPG
(上P駅→現在の高瀬駅です)

 爺神山をぐるっと廻ると、谷にでます。
IMG_7848.JPG このあたりは「瓦谷」という地名だそうです。左手の山の向こう側に「宗吉かわらの里展示館」があります。地名って地域の特徴や歴史と深く結びついていますね。
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 (宗吉かわらの里展示館)

 こちらではかつて藤原京の瓦などを焼いた瓦窯跡とその資料を見学することができます。

 今から1,300年も前に、どうして都からこんな離れたところで瓦を焼いたのでしょう??

 その答えは展示館に!!(展示館のHPはこちら


 ここからまだまだ三豊ジオの旅が続きます。この続きは後編にて!

(今回のルート)
ルートマップ.jpg
  (A:高瀬駅 → B:爺神山 → C:宗吉かわらの里)
posted by ほんまモンリポーター at 01:00| 香川 ☁| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする