2020年09月20日

「ミトヨの生き方・働き方を知ってミヨ」 会社編vol.1 仁尾興産株式会社


時代の変化にもチャレンジすることで向き合う社風。

成長につなげるアイディアを盛り込んだ
ユニークな福利厚生にも注目♪


三豊市仁尾町にある仁尾興産株式会社。
101年前、仁尾町の海から、始まりました。

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1919年(大正8年)、仁尾塩田株式会社として塩田業が始まりました。

1972年(昭和47年)、国策として塩業廃止になったことを受け、社名を「仁尾興産株式会社」に変更。以後、塩づくりから生まれる「にがり(塩化マグネシウム、以下にがり)」の製造に特化し、国内での「にがり」生産のトップメーカーとしての役割を果たしています。


 ◎詳しくは公式HP


「仁尾塩田株式会社」から101年、「仁尾興産株式会社」になってから、もうすぐ50年。
仁尾興産で働く高橋寛栄さんに会社をご紹介いただきます。

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「仁尾興産のある瀬戸内海に面した仁尾町は、太陽の町と言われて日照時間が長かったことや、遠浅の海が塩づくりに適した場所でした。その海沿いで昔ながらの製法で塩を作る塩田会社として始まりました。」

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(昔の塩田の様子)


「1972年(昭和47年)に塩業が廃止され、仁尾興産株式会社になりました。そこから多角経営になったと聞いています。ボーリング場、パチンコ屋、はまちの養殖、家電製品の通販、造船業、寿司ネタの水産加工、運送業など、多岐にわたる分野に挑戦していて、多いときは150人くらいの社員がいたそうです。その事業の中で残っているものはないので、たくさんの失敗もしてきたと聞いています。」


現在、社内の中心事業でもある「にがり」について教えて下さい。


「製塩をして、塩の結晶を取った後に残るのが『にがり』です。製塩業をしていた1951年(昭和26年)からこの『にがり』も仁尾興産の製品の一つでした。『にがり』には2種類あって、豆腐作りに欠かせない食添用にがりと、公共土木事業の防塵や冷結防止に活用する工業用にがりがあります。」


「『にがり』として、一般の方が手に取ることは少ないかもしれませんが、豆腐作りに欠かせない原材料の一つですので、誰もが口にしていると思います。豆腐作りはシンプルで、温めた豆乳に『にがり』を入れることで凝固が始まり、豆腐になります。現在、この『にがり』を作っている会社は国内でも2社のみです。今後も質のいい『にがり』を作り続けるということの責任を感じています。」

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現在、本社管理部とにがり工場を中心とした化成事業部が、三豊市仁尾町を拠点として言います。さらに、冷蔵食品倉庫として香川県坂出市に、また東京営業所もあります。



仁尾興産で、働いてみたいと思う方に向けて、社内の雰囲気をご紹介!

仁尾興産にはユニークな福利厚生制度がいろいろありますが、その中から3つご紹介いただきます。

1つ目は「カフェテリアプラン」です。

「カフェテリアプランは2000年(平成12年)頃、会社の福利厚生システムを充実させていこうという会社側からの相談に対して、仁尾興産の社員であることが誇らしくなるように、同時に社員が成長できるような、そんなシステムにしています。」

 ◎詳しくは公式HP内福利厚生


仁尾興産のカフェテリアプランは、年間40ポイント(40,000円相当)のポイントが付与され、「健康増進」、「自己啓発」、「視野を広げる」など、いろいろな目的に使うことができます。どうして、このようにたくさんの項目がサポートされているのですか?


「社内には仁尾町出身者も多く、旅行やスポーツを趣味にしている人も少なかったんです。社員それぞれが、いろんな経験を重ねて世界を広げていくことは、会社にとってもプラスになるのではと考え、いろいろな活動に取り組みやすく様々なメニューを取り入れました。」


社員の皆さんの反応や利用率はいかがですか?


「利用状況100%以上です。会社で決められたことに取り組むのではなくて、自分のライフスタイルにあわせて、そして家族も一緒に楽しめるプランも多いので、とても好評です。特に記念日休暇や旅行は人気で、併せて奥様へのプレゼントをつけたりして利用している社員もいます。」


「取得後には、社内向けのレポートの提出をお願いしています。実はこれは人材育成の一環も兼ねられたらということで、人に読んでもらう文章を書くという課題にも向き合ってもらっています」


2つ目は「がんばりアワード」です。


「日ごろから、『やりたいと思っていたこと』にチャレンジしようという雰囲気を作るために作りました。達成したことだけが表彰されるのではなく、経過として頑張った部分も十分評価の対象にしています。」


 ◎詳しくは公式HP内頑張りアワードへ


「がんばりアワードに挑戦することで、何かに挑戦する気持ちを持ち続けるように働きかけています。もう一つよかったなと思っていることは、挑戦する姿を見せあうことで、『この人、こんなことに興味あるんだ!』と、社員の意外な一面を知る機会にもなりました。」


3つ目は、「サン・ナゼール」です。


「サン・ナゼールとは、労働組合のような役割をしてもらう社内組織の名前です。具体的には福利厚生や社内制度の改善を話し合ったり、社員交流のイベントを企画したりと、役職以下のメンバーだけで運営しています。」


「話し合いの時に『○○さん、なぜですか?』とお互いの意見を出し合って、聞き合ってこの会が運営できたらということで、『さん、なぜ?』と、意見を聞き合う雰囲気を大切にする会にしたいということから、このような名前に決まりました。」

仕事に勉強に休暇に、しっかり取り組める環境が整っています。



新たな挑戦!「カフェにがり衛門」

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 ◎カフェにがり衛門をご紹介した記事はこちら


「私たちの会社は、現在にがりメーカー日本一ですが、そのことがあまり地元の方に知られていません。同時に、製造されたにがりは問屋さんに卸しているので、社員たちは『豆腐はどうやってできるのか?』などを知る機会がありませんでした。そのような状況を変えていくために、5〜6年前から、『にがり』が欠かせない豆腐のことを知る機会を増やそうと、出張豆腐教室などを始めていました。」


「豆腐教室の中で、豆腐やにがりの話だけでなく、塩田の話、仁尾町の伝統や文化について話す機会も増えました。こうした活動を通して、仁尾興産として、会社のあるこの仁尾町の文化を発信する拠点になっていく必要性を感じるようになりました。」

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(豆腐教室で作った、出来立てのお豆腐)


「拠点を作るなら、お客さんに喜ばれる商品を増やし、直接お会いできる場所も作っていこうと決め、2018年にカフェにがり衛門をオープンしました。現在は、カフェ営業中心に、自社商品の販売コーナー、豆腐教室の運営を行っています。カフェでは、自社商品である車海老や豆腐に関連したものを楽しんでいただけるようなメニューを作っています。」

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想いを伝える場ができて、活躍の幅が広がりましたね!


「実は、まだ言えませんけど、準備中の事業もありますので、楽しみにしていてください!」


まだあるんですね! 尽きないチャレンジ精神にびっくりします!!!


今年は、正式な社員募集は出していないそうですが、「この人は!!!」と思う方がいれば、随時、採用については前向きに検討されるそうです。

熱い想いをぶつけたくなった人、チャレンジしてみたい人、こんなに懐の大きい会社はなかなかないですよ!
Let’s challenge♪



仁尾興産株式会社

住 所:三豊市仁尾町仁尾辛1番地
電 話:0875−82−3456


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posted by ほんまモンリポーター at 04:00| 香川 ☁| Comment(0) | 番組紹介!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする