2021年3月31日にオープンした、
仁尾町父母ヶ浜 「百歳書店」
手がけるのは・・・
仁尾町でスーパーマーケットを営む傍ら、
対話型コーヒースタンド「宗一郎珈琲」の出店など
地域愛あふれるプロジェクトを展開し続ける、
今川宗一郎さん。
百歳書店のコンセプトは…
〜これまでとこれからの100年を繋ぐ「物語」を伝える書店〜
書店、ですが本は売っていません!
そもそもの始まりは…
今や世界が注目するスポットとなっている父母ヶ浜。
ですが、
お土産を買える場所が少ないのでは・・・?
地域の「お土産」ってなんだろう?
そんな気付きからでした。
そして見つけたのは、
その場所で、日常の中ずっと愛され続けてきたもの、守られてきたもの、地域に根ざし続けてきたものこそが「お土産」ではないか?という想いでした。
そこで、
「100年つづく企業や100年以上地域に根ざした商品、さらには100年以上続けたいという熱いパッションのある人たちの作るモノ」
これらを「お土産」と捉えて販売、そこから、お店の名前にある「百歳」という言葉が生まれ、そのモノたちが持つ「物語」を伝える場所になればと思い「書店」というネーミングになったそうです。
では具体的に「物語を伝える場所」として
百歳書店はどんなことに取り組んでいるのでしょうか?
こちらは米屋しょうべえさんのお米
商品のお隣に、本???
この本の中には、創業のきっかけ、それぞれの販売する「モノ」に対する想い、これからの展望などが記されています。
これは今川さんの
「アンテナショップではなく、
ヒストリーショップ(=歴史を伝える場)にしたい」
という信念からうまれたもの。
商品を買ってもらうだけでは伝わりきらない、
見えない背景を、歴史を、想いを、形にしました。
そしてこの本、途中から白紙のページが続きます。
それはいわば、この商品・作り手の皆さんの
「未来」が続いていくページ。
実は百歳書店では、
ご来店いただいた方に、
商品の感想や、作り手へのメッセージなどを
書いていただけるメモが用意されています。
書いた用紙は、出店者毎に設置されたBOXに投函してください。
百歳書店で生まれた、お客さんと、作り手を繋ぐ新しいコミュニケーションツールです。
先ほどの白紙のページに
このメッセージがプラスされたり、
或いは自身の新たな取り組み・歴史を
作り手さんが書き足していったり…
この本が厚くなっていくことで
人と人を、歴史を「繋いでいく」という
百歳書店の願いが形作られていきます。
また、今回スタジオに商品の一例としてご用意いただいたものは、
仁尾酢やお味噌、お米…食べ物が中心。
これはオープン第一弾として
食品が多めになっているからだそうで、
この先は100年続く帽子屋さんなど、
食べ物に限らずご紹介していければ、と
今後の展望も教えていただきました。
百歳書店、ぜひ足を運んでみてくださいね!
最後に父母ヶ浜の将来について今川さんにお聞きしました。
「地域のみなさんの変わらない日常としてそこにありたいですね。
そして、一度来て終わり、という観光スポットにはなってほしくない、何度も訪れたいと思ってもらえる場所になれば!」
という、父母ヶ浜への大きな愛を語っていただきました。
さらには来週、お豆腐やさんもオープン!?
というホットな情報も飛び出し、
ますます父母ヶ浜、そして今川さんから目が離せない!!
三豊出身のパーソナリティ、こけ枝さんも
このコーナーで三豊の皆さんの想いをじっくり伺って、
まだまだふか〜いみとよ情報を知ることができそうでわくわく♪
そんな賑やかなリニューアルスタートとなりました⤴
来週のほんまモンRadio!もお楽しみに👀
百歳書店
住所 :三豊市仁尾町仁尾乙2686-3
電話 :0875-23-7177
営業時間:午後1時30分〜夕方6時30分
定休日 :月曜・火曜
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週刊みとよ ほんまモンRadio!
エフエム香川 78.6MHzにて
毎月第1、2、4金曜日
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