2021年06月30日

ミトヨの生き方・働き方を知ってミヨ vol.7-2 森崇詞さん(前編)

ミトヨの生き方・働き方を知ってミヨ
三豊市内で暮らす人たちのライフスタイルを紹介 vol.7-2

自分の好きなこと&できることから、自分だけの仕事を作る!

最近、仕事とライフスタイルがグッと近づき「好きなことを仕事にする!」というようなフレーズもよく見られます。でも、実際のところ、「好きを仕事にしている人」って、どんな人なの? どうやって「好きを仕事」にしたの?
そんなお話を伺いに、三豊市内で、「好きを仕事」にしていそうな方に、会いに行ってきました♪


森渡船/SEA DREAM  船長 森崇詞さん(前編)

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現在は、三豊市詫間町を拠点に渡船業と、クルージング&釣りツアーのご案内をしています。

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経歴

1986年生まれ 2〜3歳のころから釣りを始める

2009年 21歳最年少記録でJFT全日本グレトーナメント優勝

2019年 三豊市詫間町を拠点に、渡船業、クルージング&釣りツアーを始める


先日、森船長の案内で、クルージング&釣り体験をさせてもらいました。

希望の時間や、やってみたいこと、人数を伝えたところ・・・
午前9時〜午後1時頃までの4時間のクルージング&釣り体験の特別プランを提案してくれました。

朝9時出発
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釣り道具などを見せてもらいます!
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初心者の方に向けて、釣り道具やライフジャケットも貸してくれます!
そして、一番の心配事・・・、餌をつけたりできるかなと思っていましたが、そこもサポートしてくれました。

途中、無人島にも上陸!!!
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海の上で魚を待つ時間💓
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魚、釣りましたよ〜♬
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ということで、4時間で満足度高め!!!
お値段も、時間や人数によって相談に乗ってくれます!
海に出て釣りに行ってみたいという方、船長に相談をしてみてください。


森渡船/SEA DREAM
電話 09076264903

季節とターゲットによって、24時間対応できますという、頼もしいお言葉!
本格的な釣り好きな方は、真夜中や早朝から、半日以上海で過ごす方もたくさんいるんですね! 海の上で、魚と向き合う釣りの時間の楽しみは、少しだけわかったようなつもりになりましたが、奥が深いのかなと思います。

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さて、船の上で船長とお話していたところ、全日本の釣り大会で、しかも最年少21歳で優勝したほどの腕前の持ち主ということ!!!

そんなすごい経歴をお持ちの船長に、初心者丸出しの釣りの質問ばかりしていて、恥ずかしくなったのですが・・・、今の仕事を始めるまでのお話を、いろいろ伺わせてもらいました!


―釣りを始めたのは、いくつの時からですか?

森さん)
2〜3歳から、時間があると言えば、じいちゃんや親父に釣りに連れていかれました。幼稚園頃に釣ったチヌの重さの手ごたえくらいから記憶があります。そして小学校1年の頃には、1人で全部準備して釣りに行けるほどになってて、40センチくらいあるグレを一人で釣ったりしてましたね。
学校の帰り道とかでもかまわず川とかに行くので、教科書を全部川に落として水浸しになったりして、先生や親にもよく怒られました。」

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―わ! 本当に釣り三昧な子どもですね!!! そのままずっと大きくなった感じですか?

「そうですね! 中学校行って、部活の剣道も頑張って県大会に出場したりもしたのですが、やっぱり釣りで補修をさぼったりして、先生にもよく怒られました。」

「高校は、多度津水産に行ったのですが、ここで釣り好きがさらに本格的に加速しました!
授業の内容が、すべて海に関することなんですよ! ロープのくくり方や編み方、ダイビングの免許、船の運転の仕方など、海での過ごし方を全部教えてくれるんです。
まあ、教室にいたら喧嘩して騒いでいそうな生徒たちが、海に行ったらまじめに実習をしてたから、先生も海での授業を多くしてくれたんでしょうね。
でも、本気で叱ってくれる先生にも出会えて、今でも仲良くしている先生がいるくらいです。」


―本当に釣り三昧(笑)

「地元の池とかでも、よく釣りをしてたんですよね。そしたら、小さい子供が、兄ちゃん、釣れたよ〜って言って、嬉しそうに見せてくれるんですよね。そんな経験が、釣りの楽しみを伝えるクルージング&釣りをしているきっかけにもなっているかもしれませんね。」


―釣りの大会などは、いつくらいから参加していたのですか?

「小学生の頃から、親と一緒に参加していました。周りの大人は本格的な釣り用の服装や道具を持っているのに、明らかに子どもっぽい格好で参加しながらも、ちょこちょこ入賞したりして、商品券や商品をもらったりしてました。」

「中学1年の時、釣具屋さん主催の大会で、たくさんの大人が参加している中で優勝しました。その時は商品に、結構いい釣り具をもらいましたね。高校の頃は、アルバイトしては釣り道具を買って、年に4〜5回はいろんな大会に参加していました。」


―早いうちから大会でもご活躍だったんですね! 

「高校を卒業するときに、親父に、バス釣りか磯釣りかどちらか1本に絞れてと言われました。その時に、俺は磯釣りの全国大会に出ると決め、どうせなら最年少記録を取ってやると思ってましたね!」


―お!!! 日本一の目標を決めて、ますます釣りにのめりこんでいくわけですね!

「19歳の時に四国予選を突破して、全国大会に出場しました。この時は、ほんの30gの差で表彰台に乗れずに5位だったんです! この経験が悔しくて悔しくて・・・。
本当は、釣れかかっていた魚があったのですが、目の前で逃してしまったんですね。そこから、魚との駆け引きに、より新鮮に向き合うようになっていきましたね。」

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さて、最年少日本一の記録はどのようにして達成されるのか・・・は後編でご紹介します♪


森渡船/SEA DREAM
電話 09076264903

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2021年06月29日

「ミトヨの生き方・働き方を知ってミヨ」 vol7-1 藤岡優さん(後編)

「ミトヨの生き方・働き方を知ってミヨ」
三豊市内で暮らす人たちのライフスタイルを紹介 vol.7-1

自分の好きなこと&できることから、自分だけの仕事を作る!

合同会社FIZM 代表社員 藤岡優さん(後編)

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 ◎現在のお仕事と子ども時代を伺った前編はこちら


―さて、大学生活が始まり、徳島での一人暮らしの生活はどうでしたか?

(藤岡さん)
大学時代は、一番の転機ですね!
仁尾町にいた時はみんな知っているので、誰が1歳上とか下とか、上下関係があったんですよね。高校で1年多く過ごしたので、大学入学時点でみんなより1歳年上なことを気にしていたんですけど、意識的にそのプライドを捨てて1年の違いを受け入れたんですね。そしたら、学校が楽しくなってきました。」


―仁尾とは違う新しい価値観にふれて、ぐっと成長した感じですね。学校以外の活動も?

「校内を歩いていたら、ストリートダンス部の練習を見かけました。
ちょうど、中学校時代頃に、TVでブレイクダンスが流行っていて、いいなと思ったけれど、仁尾にはそんな環境はなくて諦めていたんですね。
そこで出会ったダンス部だったので、すぐに入部を決めましたね。
ダンス部って、だらだらしているようなイメージとかないですか? この部活は、伝説的な先輩がいて、その先輩の名前を汚してはいけないと、みんな練習を頑張ってましたね。」

―なんか、あつい想いが青春っぽい感じですね! 
 ダンスとかしたらモテたんじゃないですか!?

「中学、高校といい思い出がなかったですけど、大学入ったら青春を回収してモテるために、ダンスもめちゃ練習しましたね!

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―なんとなくにやけた顔から、モテたんだということがわかりました

「ストリートダンスの中に、いろんなジャンルがあるんですが、ブレイクダンスを選びました。キャーキャー言われるくらいの技は、ある程度練習すればできるようになるんです。そこから、人の真似はカッコ悪いということで、自分なりの技の追求が始まるんですね!
自分だけのオリジナリティーを追求する経験は、今の仕事にもつながっている気がします。」


―本気で活動していたんだというのが伝わってきます!

「めちゃくちゃ頑張ってたので、3年生の時に、部長にならないか!?と言われました。
それまでの学校生活では、もろもろの素行の悪さから(笑)、地域の登校班の班長すら任されたことがなかったですからね・・・。頑張って活動していたので嬉しさと、責任感も感じました。」

「そこからは、自分だけの技の追求じゃなくて、どうやったらダンス部がかっこよく見えるのかという視点で、部活に関わるようになりましたね。後輩からのインタビューに対して、『俺が好きなのはダンスじゃない、ダンス部だ!』と熱く語り、名言が出たと部内でも話題になりました!」

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―すごいあついダンス生活だったんですね!!! やっぱり後輩からもモテただろうな!!!(笑

「大学の部活としての活動だけじゃなくて、県外のコンテストにもチャレンジしてました。
チームメイトが大阪の大きなイベントに出演することになったので、みんなで応援に行ったんです。大きなライブをするzeep大阪を、同じ大学生が借り切ってイベント主催していることに、まず衝撃を受けたんですよ。

そして、イベントのオープニング映像が流れたんですが、ひざから崩れるほどの衝撃を受けました。これが初めての『映像』との出会いでしたね!
2分くらいの映像だったのですが、この2分で会場を最高潮まで盛り上げて、そこから最後までそのテンションをキープさせる、映像はここまで人を感動させられるのかと、映像の持つ力を感じました!」

「そこから、こんな映像を作りたいと思って、パソコン、カメラ、本を買って自分でも映像を作り始めました。ちょうどShowcase(ショーケース)という、部長として最後となる発表会のタイミングだったので、そこで流すオープニング映像を作りました。」


「動画を発表して、Showcaseも盛り上がり、学内の映像学科の先生からも授業で使わせてほしいとか言われて・・・やっぱり、俺の道は『映像しかない』と、やりたいことがはっきり見えました。」

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―保育士さんの夢はなくなったんですね?(笑)

「一応、仁尾の幼稚園にボランティアとかも行ったのですが、ダンス部と、そして『映像』に出会ってしまい、こっちに進みたいと思いました。とはいえ、ダンスをやりすぎて卒業単位が足りないことがわかり、4年生の時は就職活動どころか、単位のために頭下げてレポートを出しまくって、やっと卒業できた感じでした。」


―卒業後、映像の道へ?

俺はBIGになる!だったら東京だと思って!
自分で作った動画を持って、『こんなの作ったんですが働かせてくれませんか?』と売り込みをしながら、東京の映像会社に就職しました。
下積みは覚悟していたんですけど、入社した会社は、企業の案内動画、消火器使い方動画、交通安全VTRなど、主に行政向けの固い映像を作っている会社だったので、ダンス動画は作れそうにもないなと思いました。
しかも、東京では友人もできなくて、会社と家の往復だけ、大学時代みたいに一生懸命になれるものを探したかったんですが、見つけられそうにもなくて。
自分が受け身だったなと反省もしながら、母親からの『仁尾に帰ってきたら』の一言で、じゃあ帰ると決めている自分がいました。東京にいたのは2年弱くらいですね。」


―香川に帰ってくるときは、仕事などの予定はあったのですか?

「映像の仕事もすることはないだろうと思い、ノープランで帰ってきました。
広告会社で仕事を始めましたが、映像を作れることを知ってる友人から、個人的に結婚式用の動画制作を依頼されるようにもなりました。
それで、2011年、26歳の時にフリーランスとして、知人から依頼される動画制作をスタートしました。


―順調に進んだんですか?

「いえ、ラーメン屋のバイトと掛け持ちしながら、たまに依頼される映像の仕事を受けてという繰り返しでした。
しばらくして、ある映像が結婚式場の方の目に留まり、商品としてあつかわないかとお話をいただいてから、100%ウエディング関係の映像の仕事で食えるくらいになっていきました。」

「当時は、ウエディングの仕事が多かったので宇多津に住んでいたのですが、2013年に結婚して、16年に子どもができるタイミングで仁尾に帰ろうかという話になりました!
あ、奥さんは県外の人だったので、『仁尾なんて何もないやん!』という感じでしたけれど、子育て環境のことも考えて仁尾に戻ることにしました。」


―仁尾でしっかり生きていこうと決めたのは、2016年頃からだったんですね。

「仁尾で暮らし始めてから、地元の仲間と海岸清掃をしたり、いろんな取り組みをしてみたんですけど、いまいち盛り上がらない感じがあって・・・。
それを、Cafe de flotsの浪越さんに話したところ、『誇』の話をしてくれて、入れてください!とお願いして参加させてもらいました。」

 ◎誇の活動紹介はこちら

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―誇の活動はどうでしたか?

誇は、公益性が高くて、一緒に活動するメンバーと話し合いながら進めていく仕事。自分の映像の仕事は一人で好きにやっている仕事。この2つのバランスがすごくよかったですね。メンバーそれぞれの地元へのかかわり方も、すごく勉強になりました。

「高校、大学と、香川県内の仁尾町以外の地域に行った時に、出身地は仁尾だと伝えると、『仁尾ってどこ?』とすごくバカにされた経験がありました。
でも、今、たくさんの人が来てくれる父母ヶ浜もあり、面白いプロジェクトもたくさん立ち上がって元気な仲間がたくさんいます。これまでだったら会うこともできなかったような方も、仁尾に来てくれるようになったんですよね。
そういう中で、誇の活動を通じて、自分たちの町を楽しくしたいって言う想いが一緒のメンバーと出会えたことは、地域でやっていこうという気持ちの部分では大きいですね!」


―そして2018年に、合同会社FIZMを設立。
 こうして、最初に伺った映像の仕事につながってくるわけですね。

 では、これから、三豊という地域の中で、どんな風に続けていきたいですか?

映像の仕事で言うと、一番最初に受けた衝撃的な感動、あの感動を作りだすこと。
そして、大学時代の部活のチーム作りと同じで、今ある会社内のチームビルディングをしっかりやっていきたいですね。
そのためには、映像を依頼いただく方たちと、プロジェクトを立ち上げた段階から打ち合わせに入らせてもらったりして、想いをできるだけ汲み取って、メンバーの一人になったつもりで動画制作チームとして撮影させてもらえるような仕事を作っていきたいですね。」

 ◎プロジェクトにしっかり関わって制作した「三豊鶴」の動画

「地元に戻ってきた仕事を始めてみて、地域のためにという言葉について考えることもありました。
でも、最近は楽しく暮らしていくために『何ができるか?』という目線で周りを見るようになりましたね仕事も、遊びも、子育ても、この町でしたいと、自分が選んでいるように、この仁尾でやっていけるという未来を描いて実践していきたいですね。」

「さらに、地元の仲間たちと一緒に、新しい三豊らしい商品を作るプロジェクトも動き始めているので、それも年内にはお伝えできたらと思っています!」


―「のめりこめるもの」に出会うことも、たくさんの出会いの中の一つであり、そして、それが発展していくかどうかも、たくさんの選択肢や人との出会いなんだなと、お話を伺って感じました。『運がいいんですよ!』と話されていましたが、その運の良さは、ご両親の愛情や、周りの方のご縁をつなげていけたから、今、地域で必要とされる働き方ができているのかなと思いました。

紆余曲折ありながらも、『好きを仕事に!』されていた藤岡優さんでした。
話の尽きなかったインタビュー、ありがとうございました♪


合同会社 FIZM

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*全画像提供:藤岡優さん

posted by ほんまモンリポーター at 08:11| 香川 ☁| Comment(0) | 番組紹介!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月28日

「ミトヨの生き方・働き方を知ってミヨ」 vol7-1 藤岡優さん(前編)

「ミトヨの生き方・働き方を知ってミヨ」
三豊市内で暮らす人たちのライフスタイルを紹介 vol.7-1

自分の好きなこと&できることから、自分だけの仕事を作る!

最近、仕事とライフスタイルがグッと近づき「好きなことを仕事にする!」というようなフレーズもよく見られます。でも、実際のところ、「好きを仕事にしている人」って、どんな人なの? どうやって「好きを仕事」にしたの?
そんなお話を伺いに、三豊市内で、「好きを仕事」にしていそうな方に、会いに行ってきました♪


合同会社FIZM 代表社員 藤岡優さん(前編)

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合同会社FIZMは、三豊市を拠点に、動画制作や映像配信サポートを主業務にしています。


経歴
1985年2月 三豊市仁尾町生まれ 

2011年 フリーランスカメラマンとして、香川県内を中心にウエディング業界を中心としたカメラマンとしてスタート

2018年3月 三豊市仁尾町で合同会社FIZMを起業
主な事業
 ・ブライダルの写真&映像の撮影
 ・行政&企業向けプロモーション写真&映像の撮影
 ・オンライン時代に向けて配信機材の設計&設置やフォローアップ事業


―なぜ、写真や動画をつかって、何かを伝えるという仕事を選んだのですか?

(藤岡さん)
「人生の何回かの転機の中で、『映像』が持つ力に感動した瞬間があったんですね。そこからずっと映像の持つ可能性を考えていて、感動を届けられる映像を作りたいと思っていたんです。それで、気が付いたら、生まれ育った地元で、『映像』を仕事にすることになっていました。」


―ここ数年で、一般の人たちも、動画を使って自分の伝えたいことを簡単に伝えられる時代になってきましたよね。藤岡さんが起業されたのは、動画を見るのも、作るのもぐっと身近に感じられるようなタイミングでしたね。

「起業した当初は、フリーランス時代のつながりでブライダル関係の仕事が7割くらいでした。結婚式の中で、プロフィールやメッセージを動画で流したり、式の最後にエンドロールと言ってその日の式の様子を流す動画が欠かせなくなっていましたので、仕事はたくさんありました。
でも、なにか新しい事にも挑戦したいという危機感のような気持ちから、行政機関や地元企業にも動画で伝えることの重要性を伝えて、動画制作の依頼をいただくようになり、ここ1〜2年で、地域につながる仕事が増えてきました。」

「最近、三豊市は元気があると言われますが、ここ数年で始まったゲストハウスの公式HP用の写真や動画の撮影依頼も増えました。

◎荘内半島オリーブ農園内のゲストハウス Kanran公式HP

◎荘内半島の宿 URASHIMA VILLAGE公式HP


「起業して3年目だった2020年は、コロナ禍だからこその、映像の可能性もたくさん感じました。
2020年春、『瀬戸内海と桜』という絶景が見られる場所として世界からも注目をされている紫雲出山が、コロナの影響を考え入山を禁止したために、誰も桜を見に行くことができなくなりました。でも、映像で、その様子を見てもらいたいという三豊市観光交流局の依頼で、動画を撮影しまし、たくさんの方に喜んでもらいました。」



「また2020年は、オンライン配信を円滑に進めるための配信機材の設計・設置・フォローなど、オンライン会議のセッティングやデータ管理、バックアップやトラブル対応など、新しい通信技術に対応するための仕事も加速度的に増えましたね。」


―時代にあわせて、必要とされる映像のレベルが上がるのに合わせて、藤岡さんの映像との関わりも一歩ずつ進化していっている感じですね!

―さて、この三豊市仁尾町育ちの藤岡さん、子ども時代はどんな子どもだったのですか?

「仁尾町は、幼稚園、小学校、中学校までの12年間、1学年100人くらい、ほとんど変わらずにずっと同じ仲間と進学していくんです。仲のいい友達もたくさんいて、駄菓子屋さんに集まってゲームしたり、公園でサバイバルゲームしたりと、好き放題して遊んでいましたね。」

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「学校では、いたずらはする、授業は聞かない、宿題もしていかない・・・そんな感じだったので、よく先生が家に来ていました。
両親には、何度も病院に行こうかと思ったと、今でも言われます。」


―仁尾の子ども達は、今でも町内を自転車で走り回って元気な子が多いですよね。

「中学生になって、部活のテニスや、幼稚園から続けていた空手なども頑張りながらも、怒られるようなこともやらかしましたね。当時は、ヤンキー上がりでめちゃくちゃ怖いけれど親身になってくれる先生もいたので、なんとか踏みとどまりました。
でも、中学生にとっての仁尾の町って、『高校に行かなかったら人生おしまい』くらいの狭い世界だったんですよね。これはまずいと気が付いたのは受験2か月くらい前だったのですが・・・、そこから、人生で唯一、まじめに勉強しました!」

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―お! では、その進学した高校生活は、楽しめたんですか?

「進学したのがほとんど男子校のような工業高校で、思っていた高校生活と違うって思って、つまらなくなって・・・。だんだん学校に行かなくなって3年生になれずに留年、そこからますます行きたくなくなって退学しました。
周りにも高校辞めて仕事したり、遊んでる友人もいたので、居場所があったんですよね。
仕事しようと土建屋さんにも行ったのですが、それも休みがちで働く覚悟も持てない時でしたね。」

「見かねた両親が、『岡山の全寮制の高校にいれる』と準備を始めたんですが、そんな厳しい学校に行きたくないって思って、自分でも高松の通信制高校のことを調べたんですね。
そして親父に、『ここなら行く』と伝えたら、『こっちの学校に行かせてくださいというお願いだろ』とガツンと怒られましたね。そりゃそうだと思って、親父にお願いをして、結局、高松の通信制高校に、改めて通わせてもらいました。」


―仁尾から世界が広がりましたね! 新しい高校はどうだったんですか?

「高松の学校は、私服でしたし、それまで育った仁尾とは全く違って、楽しかったですね。ヤンキーや学校に行けない子も多い学校の中で、普通に友達もできて、普通にレポートも出してたんですね。
そしたら、ある日、先生から『高校卒業したら、どうするんだ? 大学は行かんのか?』と聞かれまして! つい1年前まで、中卒だったかもしれないのに、大学行けるのか!!!と衝撃で、行けるんだったら行きたいですと、進学を目指しました。」

「小さいころから、親父に『夢は何だ?』とずっと聞かれていました。両親は、外国人のホームステイを受け入れたりもしていて、地域愛というよりは、世界を見てグローバルな視点を持て!と、育ててくれていました。
姉は早いうちに歌手になりたいという夢を決めて、アメリカにも行き、夢も叶えています。」

◎お姉さんは三豊市出身の歌手、藤岡友香さんです♬
 過去の取材の様子はこちら

「子どものころから、毎年夏休みに通っていた、英語のサマーキャンプは楽しくて、高校生になってもサポーター的に参加してたんですね。その時の経験から、子ども達と遊ぶの好きだなと思って、保育士になれる大学を目指そうと目標が決まり、徳島の大学に進学しました。」

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―やんちゃな子ども時代ですが、大事なタイミングで頼れる先生に出会えていたり、何よりも、ご両親がしっかりと見守って、道を示してくれていたんだなということが、伝わってきて、子育て中の私としては、すっかりご両親目線で話を聞いて、ご両親のサポートに感動してました!
さて、続きのブログでは、映像に出会った大学時代、そして仕事へとつながるお話をご紹介します。

 ◎大学時代のお話、そして今の仕事とこれからを伺った後編はこちら


合同会社 FIZM

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*全画像提供:藤岡優さん
posted by ほんまモンリポーター at 08:00| 香川 ☁| Comment(0) | 番組紹介!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月27日

あの「顔」のお店で、楽しく美味しい夜を過ごせちゃう?!期間限定【居酒屋Yarn】@宗一郎豆富

こんにちは、ごめです。

三豊市仁尾町で有名なこの「顔」、一度は見たことありますでしょうか…?

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そう、地元仁尾町出身、仁尾町を愛し、仁尾町を盛り上げている今川宗一郎さんの「顔」です

4月8日にオープンした、この宗一郎豆富にて、期間限定で夜の飲食店がオープンするという話を聞きつけ、取材にいってきました

宗一郎豆富についての紹介記事はこちら


その名も「居酒屋Yarn(ヤーン)」

金曜日、土曜日、日曜日のみ、8月末までの期間限定営業です

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宗一郎豆富の店内で、海外で修業した一流シェフがつくる本格料理が手軽に食べられます

店名の由来は、「糸」。英語にするとyarn(ヤーン)になります。

繋がりを大切にしていきたい、というシェフの思いから、名付けたそうです

シェフはこの方。以前、仁尾町父母ヶ浜に面するvilla d' Costa(ヴィラ ディ コスタ)で料理を振舞っていた和田さん

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(画像提供:竹内省二さん)

和田シェフ、経歴がすごいんです。

愛媛県四国中央市出身。京都の大学を卒業後、京都、名古屋、高松のイタリアンで修業したのち、本場の料理を学ぶべくイタリア

本場イタリアで2年半実績を積んだあとはノルウェー

またまたそのあとは東南アジアのタイ💨💨💨

イタリアで修業のあと、なんでまた北欧と東南アジアに?と聞くと、「イノベーティブフュージョン」というジャンルに挑戦するため、とのことでした

イノベーティブフュージョン(Innovative fusion)とは、和食・洋食・中華・イタリアンなどの国籍にとらわれず、独創的な要素を取り入れた新しいスタイルを指すそうです。

和田さんはイタリアンを主軸に、北欧料理や東南アジア料理を学んで、それぞれの良さを詰め込んだフュージョン料理を振舞ってくれます。

様々な国の料理の良いとこ取りをして、自由な発想のもとに作り出す料理、気になりませんか?

ということで、6月26日(土)、オープン初日のメニューをいくつかご紹介

■宗一郎冷奴 タイ風
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(画像提供:竹内省二さん)

■インサラータルッサ with タマゴ(イタリアのポテトサラダ)
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(画像提供:竹内省二さん)

■スズキのクンチェーナンプラー(タイ風カルパッチョ)
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(画像提供:竹内省二さん)

■サザエと野菜のサルサヴェルデ(パセリのソース)
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(画像提供:竹内省二さん)

■鯵とネバネバ野菜のタルタル
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(画像提供:竹内省二さん)

■季節の野菜 バーニャカウダソース
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(画像提供:竹内省二さん)

■トマトと〆鯖のマリネ
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(画像提供:竹内省二さん)

■パウピアトッド(タイの揚げ春巻き)
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(画像提供:竹内省二さん)

■トムヤムソーメン(タイ風ソーメン)
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(画像提供:竹内省二さん)

■スパゲッティアルポモドーロ(シンプルなトマトソース)
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(画像提供:竹内省二さん)

ひゃー!全部美味しそう そうです。全部美味しいんです。

この日のメニュー一覧はこちらかなりたくさん種類があって、全制覇したくなっちゃいます💥

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※その日の仕入れ状況により、メニューが変更になる可能性があります。


ドリンクメニューはこちら

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人気ドリンクメニューはハイボールアペロール

アペロールは、イタリアでは食前酒として欠かせないお酒なんだとか。飲んでみた〜い


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仁尾町の街中は、以前はたくさんの人でにぎわっていたようですが、最近は夜になると真っ暗。

そんな中、宗一郎豆富は店内が明るく光り輝き、たくさんの人でにぎわっていて、とてもいい雰囲気になっていました

町が元気になったようで、なんだか嬉しいです🎵

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こんなに良い雰囲気で、美味しいお酒と料理が楽しめるのは、実は8月末まで

和田シェフ、2021年9月に高松で念願の自分のお店をオープンさせるとのことで、宗一郎豆富内の居酒屋Yarnは2か月間の期間限定営業なのです。

今後オープン予定のお店は、「小料理Yarn」

高松市の中心街、片原町で、座席数4席・6坪の、予約制コース料理のお店とのこと。おしゃれ

四国を代表する名店にしてきたいそうです

今後の情報はこちらのInstagramから、ぜひぜひチェックしてください

まずは、8月末までに、和田シェフの自慢の料理を食べに宗一郎豆富に行ってみてくださいね


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居酒屋Yarn

住所:香川県三豊市仁尾町仁尾丁223-1 宗一郎豆富店内

電話番号:0875-23-7675(宗一郎豆富と共通)

営業日:金曜、土曜、日曜

営業時間:金曜&土曜16:00〜20:00、日曜14:00〜20:00

2021年6月26日〜8月末まで期間限定営業中


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2021年06月26日

FRESCOパンアイス誕生☆&美味しい桃の季節です!-道の駅たからだの里

6/25(金)の

週刊みとよほんまモンRadio!


「道の駅『たからだの里さいた』」から
青野美和さんにお越しいただきました!

三豊市財田町、32号線沿いにある
道の駅たからだの里さいた

大型産直市の物産館では
地域の生産者さん200名ほど
旬のお野菜・果物などがズラリと並びます。

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 (リニューアルオープン時の様子)

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また、日帰り温泉環の湯は、
阿讃山脈を目の前に望み、
ゆったり寛げる露天風呂はもちろん

地元の食材を使ったお料理が自慢!の
お食事処ひだまりもオススメ。


さて、そんなたからだの里
4月14日にリニューアルグランドオープン
改めて、どんな所がかわったのでしょうか?

青野さん「物産館は、内装を木目調にし、生産物を並べる棚には杉を使っています。
陳列は、生産者さんごとでなく、品目ごとに並べるスタイルに変更しました。
お客様にも大変ご好評いただいています」

物産館の今の旬は
なんといっても

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現在は早生品種、はなよめが最盛期。
まだまだこの後も日川白鳳、あかつき、などが続きます。

そんな美味しい桃をゲットできる注目情報♪
たからだの里では毎年、
「旬の味フェア」を開催!
今回は7月17日(土)、18日(日)

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「桃」と、こちらも財田の名産「すいか」
生産者さんの自慢の逸品が一堂に会する人気イベント
毎年楽しみにしている方、お目当ての生産者さんがいる方もいるそうですよ!
贈答用の発送ブースもあるそうなのでお中元などにもご利用ください


そしてリニューアルで
新たにベーカリーショップ
FRESCO(フレスコ)がOPEN!

種類豊富な焼き立てパンはどれも美味しそうで
朝一番からたくさんのお客様で賑わっています!
人気の食パンはお昼には売り切れることもあるほど

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ここFRESCOのもうひとつの自慢は
特製手作りアイス!
定番と季節限定、合わせて12種類以上が楽しめます。

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今回、そんなFRESCOならではの新メニューが登場

フレスコの焼きたて塩バターパン
に・・・

アイスをサンド!

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今回は特別にスタジオで作っていただきました!

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こけ枝さんは桃、筒井さんはバニラ♪
挟むアイスはなんと好きなフレーバーを選べますっ!
これは、色々試したい・・・!

お味は・・・
パンのざくふわ食感、塩味と
アイスの優しい甘味が絶妙のバランス
しかも桃アイス、果実大きめでしっかり桃!!感じます

パンとアイス、いい所を引き立てあっている感じ。
食べ応えもあって大満足です


こちらのメニューは、
今回の放送を記念して
6月26日(土)から
土日のみ、数量限定で販売開始。

放送時は商品名がまだ決定しておらず、
こけ枝さんがONAIR中に命名させてもらうという大役を!

考えていただいていた案の中から、
店名を冠した

「フレスコパンアイス」

に決定致しました!!
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週末にお出かけの際は、
FRESCOにもお立ち寄りくださいね♪

リニューアルオープン時の様子は、
以下の記事でも詳しくご覧いただけます。




美味しい・楽しい魅力たっぷりの
道の駅たからだの里さいた
ぜひ遊びにお出かけください。


来週の
週刊みとよほんまモンRadio!
もお楽しみに!

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道の駅 たからだの里さいた
住所   :三豊市財田町財田上180番地6
電話   :(0875)67-3883
営業時間 :8:00〜18:00
定休日  :月曜日(祝日の場合は営業)



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週刊みとよ ほんまモンRadio!
エフエム香川 78.6MHzにて
毎月第1、2、4金曜日
14:00〜
(Weekend shuttle 内)
※スマホとPCで使えるアプリradikoで、無料会員の方でも放送から1週間はお聴きいただけます
■□■□■□■□■□■□■□■□
posted by ほんまモンリポーター at 21:00| 香川 ☁| Comment(0) | 番組紹介!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする