FM香川で放送中の「THE MAYOR 〜machiに恋する120秒〜」
(毎週月〜木曜 7:54 〜 7:58)
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17市町のトップが週替りで登場し、誰よりも地元を愛しているリーダーだからこその「わが町の魅力」を語ります。
−火曜日は「恋するモノ♪」です!市長の恋するモノはなんですか?
山下市長「いま三豊市では『みとよのみ』プロジェクトが動いています。三豊の特産品を開発して売り出していこうという事業です。みなさん、どこかでマークはご覧になったことがあるかもしれませんね」
− はい、可愛らしいスマイルマークですよね!
山下市長「そうです、三豊のブランドとして農家さんが野菜や果物や加工品などで特産品をつくろうという事業です」
⬛開発から収入アップまで。役割分担で推める六次化「みとよのみ」
− 「みとよのみ」には様々な方が参加していらっしゃるんですか?
山下市長「20ぐらいの農家さんなどがチャレンジされていまして、キウィのドライフルーツとか、風の谷ファームのパエリアのセット、これはトマトだけでなくパエリア用のお米も作られているんですが…あと、ビーガンの方のためのキャラメルなどですね」
ー ビーガンというのは動物性食品を食べない方たちのことですね。そういう人たちも食べられるキャラメルなんでしょうか?
山下市長「そうです、いろんな地元の野菜やみかんを使ったキャラメルを地元の細川君という農家さんが作っています。アレルギーをもった子供が食べられるキャラメルということで、とても素晴らしい商品だと思います」
− 六次化というとこれまでは「残ったものなどを有効活用する」という面もあったと思うのですが、「みとよのみ」は美味しいから、美味しいまま、美味しいものを届けるのですね!
山下市長「そうなんです。浅野農園さんのみかんジュースなんかもすごく濃厚で、それこそ既にブランドになっている『曽保のみかん』を加工しているんです。ちょっともったいなくない??と思うのですけど(笑)」
山下市長「本当に今売りたい、今旬なもの、を生鮮だけでなく、加工したらこんなに美味しくなるという六次化の取り組みです」
山下市長「六次化というのは、なかなか難しくて生産者がすべてをするとなると忙しすぎて疲れすぎてしまうなどの負の側面もあるのですが、高知の『四万十ドラマ』さんからの指導もうけて、様々な気付きや驚きを発見しています。それらが消費者にインパクトを与えられるのではと感じています」
− 様々な自治体で販売促進など取り組まれていますが、「みとよのみ」は様々な関係者で役割分担しながら取り組むのが特徴的ですね。
山下市長「特産品を作って満足するのではなく、作ったものがどういう消費者に響いて、どれぐらい作ればいいのか、どうやって届けるのか、どこで売るのか、などのマーケティング分析に今取り組んでいるところです」
山下市長「また、農作物が一番美味しい時が、農家さんが一番忙しい時なので、その時に加工や販売までするというのは、本当に大変なことです。そのあたりも含めて市や農家さん達と役割分担して取り組んでいます」
ー ブランド化だけで終わらないのが「みとよのみ」スタイルなんですね
山下市長「できました、だけでなく、農家さん達が喜ぶ、つまり少しでも収入があがることを目指して頑張っていきます」
山下市長の「恋するモノ」は「みとよのみ」でした。地元の資源に着目しつつ、農家さんの収入アップまでの過程を俯瞰的かつ丁寧に取り組む「みとよのみ」、これからもますます注目です!
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