みなさんは、どんな三連休を過ごされましたか?
お祭りシーズン、ということで
獅子舞の活動やちょうさのかき比べに力を注いだ方も
たくさんおられることと思います。
いいお天気でしたので、
家族でおでかけされた方もいらっしゃるのではないでしょうか
お祭りだというだけで、なんだかわくわくしてしまうななこです!!!
さて、私は三豊市詫間町本村に伝わる
七宝古流本村夫婦獅子舞を追いかけてみました。
夏休みごろからは、毎晩遅くまで太鼓の音が聞こえてきます。
市指定無形民俗文化財にもなっているこの獅子舞は
七宝古流という独自の流派で、荒々しいながらもとても勇壮で可憐な獅子舞です。
笛のきれいなメロディからはじまり、
みんながそろって入る太鼓の第一打には、ただただ圧倒されるばかり。
とにかくぜひ、見て、聴いて、感じてほしいのです。
見どころは、なんといっても2頭の掛け合い
じゃれあったり、噛みついたり、時には頭を激しく振りながら
夫婦が仲睦まじく成長していく様子が2頭の獅子(4人の獅子遣い)によって舞われます。
夫婦ってこんな感じなのかしら(笑)
とてもストーリー性があって、見ていて楽しいんです。
変わらず受け継がれるリズム。キレのある動き。懐かしい顔ぶれ。
培ってきた一体感が、獅子舞に一層の輝きを添えます
子供の頃には、私も太鼓打ちとしてお世話になりました♪
当時の私は、「獅子のお兄ちゃんたちに会えるぅ。」とか
「練習の後に冷たいジュースが飲めるん。おいしいんよ。」とか。
ただ、みんなと一緒に太鼓を叩けることが純粋に嬉しくて、
とても楽しく参加させていただいていたような気がしています。
いま思うと、伝統ある獅子舞に携われたことを誇りに思います。
そして、名誉ある素晴らしい役目をさせていただいていたんだなぁ、
ということをひしひしと感じています。
今回、なんと45年もの間、七宝古流本村夫婦獅子舞で活動されてきた
則久公平さんにお話を伺いました。
Q.七宝古流本村夫婦獅子舞の魅力ってなんですか?
A.昔からの演舞を受け継ぎ、維持してきた伝統ある獅子舞であること。
そして、みんなが良いものを見せたいという気持ちで一生懸命取り組んでいる所です。
Q.どのような思いで、演舞をされていますか?
A.自分の得意技をどんどん使って個性を生かし、
自分にしかできない演舞をしてやるぞ!という思いです。
Q.則久さんが若い人に望むことはなんですか?
A.まずは獅子舞の魅力を知って獅子舞を受け継ぐ担い手になってほしいです。
そして、いい意味での闘争心と誰にも負けない向上心を持って、
ますます素晴らしい獅子舞に日々成長できるよう頑張ってもらいたいです。
Q.則久さんにとって、ほんまモンとは何でしょう?
A.やはり、「この素晴らしい獅子舞を受け継いできた強い気持ち」です。
そして、「これからも伝統を守っていきたいという熱い心」ですね。
素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました☆
10月10日には、詫間町天満にある天神さんのお祭りで獅子舞が披露され、
お客さんたちからは大きな拍手が送られました。
この日は、超レアな4頭獅子も見ることができました。
迫力ある演技にみんな釘づけ!!!とっても見ごたえがあります。
10月23日(日)には浪打八幡神社の例大祭で
11月6日(日)には「みとよ獅子舞フェスティバル」で
七宝古流本村夫婦獅子舞の演舞を見ることができます。
あなたも伝統ある獅子舞に「どきどきっ」「ぞくぞくっ」してみませんか?
ぜひ、お越しくださいね^^私も今から、楽しみです。
太鼓打ちをしていたのは、12年も前の話やけど、
リズムやフレーズは、いまだに体に染みついてるものですね。
太鼓の音を聴くと、思わず足も手も止めて聴き入ってしまいます。
残していきたい音。守っていくべき伝統ですね。
とーんてん とことことん とことん かたかった
とーことん かた とーことん かた とことことん かたかった
いつか(いつになるだろう)自分の子供が生まれたら…。
絶対に獅子舞の太鼓打ちをさせたいなー。
お祭りで大好きな天津甘栗を買い忘れたことに、たった今気づいた(泣)
ななこなのでした。
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思わず釘づけ…感動★
特にさりげないけど味のある尻尾の動きに目を奪われ、自分なりに物語を想像したり、我が家の2匹の愛犬がじゃれ合う姿と重ねたり(笑)
いやぁ、何度見ても獅子舞って奥が深いね。
獅子舞フェスティバル楽しみです。
4頭獅子はかなりレアだそうで
次見られるのは、2年後かな?!ということでした。
本当に奥が深いですね。
私も非常に懐かしく、どきどきわくわくしながら
食い入るように見つめていました^^