2011年10月11日

巫女・浦安の舞



こんばんは*
本日は曇天なり曇り
明日はまた、良い天気に戻るそうです。

昨日、こんぴらさんに参ったからかな?
足腰が…ほんのりだるいななこです。
いつまでも若いつもりでいるのは(いたいのは?)心ばかりで
体は順調に年を重ねているんですよね><


10月10日に三豊市詫間町天満の天神さんのお祭りで見つけた
かわいらしい2人の巫女さん。
きれいにお化粧をして、つけ髪や髪飾りをつけて
大人っぽく、優雅に舞っていました。

CIMG2284.JPG

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ゆっくりとした動きにも関わらず、2人の動きはぴったり。
扇や鈴を扱う、指先にまでとても気を使っていて
非常に緊張感のある素敵な舞でみんなの心を安らげました。

宮司の吉田さんからも、
全国に通用する、お手本のような舞だ。」とお褒めの言葉をいただいて
舞が終わった時には、会場に拍手が沸き上がりました。

CIMG2304.JPG

去年の夏から、巫女さんとして活動している
地元の小学校に通う6年生のきららちゃん(左)とちひろちゃん(右)。

とても大変だけど、きれいな衣装を身に着けて
伝統ある舞を舞わせてもらえることがうれしいです。
同じクラスの友達が一緒なので、心強くて楽しいです。

と話してくれました。

2人が奉納するのは、「浦安の舞」。

浦安の舞は、今でも各地の神社で盛んに奉奏されている舞です。
紀元2600年奉祝会の制定,多忠朝作曲振り付けになるもので、
歌詞は昭和天皇の御製である
天地の神にそいのる朝なぎの海のごとくに波たゝぬ世を」。

浦安とは心の安らかという意味で、平和を祈る心の舞。
日本を浦安の国といったのは、風土が美しく平和な国だという意味からだそう。
神祇の安寧慰撫と国の平穏無事が、「浦安」の語に込められているといわれています。

この舞は正式には十二単を身にまとった4人の神舞姫(みこ)が
扇と鈴とを手に舞うものです。

前半の扇舞は祝いの象徴である檜扇の、
要を中心に豊かに開けゆく中心帰一の世界を表現しています。
後半の鈴舞は、三種の神器を象った鈴を手に舞い、
清らかな音色が万物を浄め、美しい響きが神と人との心のふれあいや喜びを意味します。


実は私も、巫女さんの経験があります。
初めはゆっくりとした動きに慣れなくて
二の腕がプルプルしていたのを思い出しました。

練習が終わった後の、お茶タイムはとっても楽しく、
いろいろな場所をきれいな格好で歩けることが、誇らしくて仕方なかったのです。

舞っている人も、見ている方々も
心安らかに、優しい気持ちで過ごせるよう
これからも残して行ってほしい伝統です。

巫女さんの浦安の舞は、
10月23日にある三豊市詫間町の浪打八幡神社例大祭で
ご覧になることができますよ目

勇壮な獅子舞と、優雅な浦安の舞。
あなたも、三豊市に伝わる伝統の目撃者になりましょう!!
ぜひ、足をお運びくださいね^^



posted by ほんまモンリポーター at 21:13| Comment(0) | 三豊ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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