今回の放送、家族の評判がよかった、乙姫さくらでございます
まだまだラジオの収録は緊張しますが
どんどん楽しくなってきます
10月30日のみとよマルシェ de おみや菓子
@ ゆめタウン三豊
その取材で、山下おいり本舗さんに行ってきました
箱を開けると、色やかな丸い粒
赤、白、ピンク、黄色、緑、青、紫、7色のカラフルな色彩
口に含むと、外はサクッ、次にふわっととろける
ほんのり甘い柔らかい触感のもち菓子
それが 山下おいり本舗のおいりです
ご主人の、山下光信さんに、楽しいお話をたくさん伺いました
おいりは、西讃地区の婚礼には欠かすことのできないお菓子
西讃地区の婚礼は、
「”おいり”に始まり、”おいり”に終わる」
「着物は減らしても、おいりは減らすな」
と、言われるほど
おいりは、ついた餅を薄く伸ばし、乾かしながら、4ミリ角のさいの目に切り出します
そのさいの目の餅を、”煎って”真っ白なまん丸のおいりになります
この、”煎る”と、お嫁”入り”をかけて、「おいり」と
呼ばれるようになったそうです
そして、この丸い形に
「心を丸く持って、まめまめしく働きます」
という意味が込められているのだそうです
もともとは、紅白2色くらい
そして、固くて”あられ”くらいのお菓子であった、おいり
それを、7色ものカラフルな色の組み合わせをつくり
ふわっととろけるような優しい食感に仕上げたのは、
山下さんの代になって、研究を重ねて来た結果だそうです
そして、季節ごとに、少しずつ配色を変えているとのこと
春はピンクなどの優しい色合いを増やし
夏は青系の涼しい色を、薄い色合いにし
秋はだいだいや黄色を際立たせ
冬はふんわりと暖かい感じを出す
このように、四季を通じて、食べやすく楽しんでもらえるようにと
細かい心配りがあるのだそうです
また、おいりソフトや、デザートへのおいりのトッピング、
見たことありませんか?
これも、山下さんが提案をして、お店の方々に受け入れられていったそうですよ
婚礼のお菓子として、確固たる地位にあるおいり
にもかかわらず、新しい挑戦をし続ける姿勢が
人気の秘密なんだなあと、感じました
西讃地域からもどんどん飛び出し、
関東はもちろん、日本全国からのお問い合わせがくるようになったそう
そして、海外にも出ていきつつあるようですよ
この三豊の地でしか作られていないおいり
世界の人達にも喜んでもらっているようです
そうそう、おいりに必ず入っている、この2枚の小判
これは、夫婦が、1枚ずつ小判を持ち寄り、
そのなかで、仲睦まじい生活を遂げて欲しいという思いを込めて、
緑、ピンク、1枚ずつ、入れられているとのことでした
おいしいから、兄弟で取り合いになったりしているかもしれませんが、
そんな意味が、込められているんですって
山下さんのおいりへの情熱
あついお話は、尽きないのでした〜
山下おいり本舗さんは
11号線、高瀬のマックスバリューを観音寺方面に向かってすぐ
広い駐車場のある、山下おいり本舗さんが目に入ります
山下おいり本舗
住所 三豊市高瀬町新名1018-20
電話 0875-72-5438
営業時間 10時〜18時
定休日 不定休
みとよマルシェでは、ど〜んとおいりを見てもらえるような展示をしたい
と、張り切っていましたが…
私も、当日のお楽しみです
乙姫、さくらでした〜
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