あんまりいい写真が撮れなかったのですが、
ななこ's photoにどうかお付き合いくださいませ。
11月23日(日)
三豊市詫間町の浪打八幡神社で例大祭が行われました。
たくさんの人と、たくさんの屋台で大賑わい。
5組の夫婦獅子による勇壮な乱舞に心を奪われ、
きらきらと輝く3台の御神輿に思わず見とれてしまいました。
2007年の火事で全焼してしまった本殿。
無事、2011年3月に新社殿が完成しました。
立派!!美しい!!見ているだけで鳥肌が立ちます。
おーっと、まずはお清めの手水。
この手水にも、正しい作法があります。
私も巫女さんをさせていただいていた時に教わりました。
【1】まず、柄杓を右手に持ち、左手を洗います。
【2】次に、柄杓を左手に持ち替え、右手を洗います。
【3】次に、もう一度柄杓を右手に持ち替え、左手に水を受けて口を洗い、
その後、左手を洗います。
【4】最後に、柄杓を立て、柄(え)の部分に水を流します。
神様は穢(けが)れを嫌うため、
神前においては身体や心を清める必要があります。
古来より水には霊力があり、
身体や心を清めることが出来るとされているんだって。
ひとり、ぶらぶらと散策していると…

いやー、ほんと落ち着きます。癒されます。
緑。自然。心で感じる優しい空気。

まっすぐ伸びとるなぁ。
おもしろいくらい、まっすぐ伸びとるなぁ。
かたき地面に竹が生え
地上にするどく竹が生え
まつしぐらに竹が生え
凍れる節節りんりんと
青空のもとに竹が生え
竹、竹、竹が生え。
萩原朔太郎さんの「竹」が頭に思い浮かびました。
雨がぽつりぽつり

一時はどうなることかと思いましたが、ちゃんと止んでくれました。
太鼓にはビニールがかぶせられていたけど、
どの獅子舞も練習の集大成ともいえるこの祭りで
最高の獅子舞を披露してくれました。
情緒豊かで繊細な表現。
すさまじい迫力。勇壮な動き。
思い描くストーリー。思い出される日々。
ひとりひとり、それぞれの中に宿る熱い思い。
やっぱり、獅子舞っていいですね。
人、人、人。
なかなか近づけず、いい写真が撮れませんでした。
ごめんなさい。残念っ

渡御の様子。
お祭りだなぁって感じる風景。
観覧者がとっても多くて、私もびっくり。
ご近所のおじちゃんが、天狗さんの大役。
「名誉なことやわぁ。」とすがすがしいお顔で答えてくださいました。
お祭りの楽しみは…
着飾ったかわいらしいお嬢ちゃんたち。
もう、お姉さんウハウハです。
「かわいいなぁ。綺麗なん着せてもろてよかったなぁ。」
思わず、声をかけてしました。
そして、忘れてはならないのが…


こんな時にしか食べられないもの。
わくわくしますよね。
前を通り過ぎただけで、いい匂いが漂ってくるんだもの。
買わずにはいられない!!!
私、甘栗を剥くの上手なんですよっ←聞いてない…
親指の爪で切り込みいれて、両側から均等に力加えたらいいんだよ。
秋祭りが行われる意味。
五穀豊穣を祈願したり、自然の恩恵に感謝したり。
健康を願ったり、1年分の力を蓄えに訪れたり。
「ありがとうございます」の心。
「これからもよろしくおねがいします」の心。
そっと手を合わせ、神様を敬う心。
忘れたくない心にたくさんの人が出会う日。
神聖な場所で。厳かな雰囲気で。少しかしこまって。
いろんな人の大切な心を持ち寄って、
同じ場所で神様と交流をする。それが秋祭りだと思います。
「ひさしぶり〜。元気?」があっても良し。
お祭りが交流の場となり、地域の絆が深まってくれたら嬉しいのだと
浪打八幡神社の宮司である吉田さんは言います。
いろいろな世代の、いろいろな方に触れ、
なんだかパワーをたくさんいただいた時間でした。
来年も行きたいなぁ。
そう思う人が1人でもたくさんおったらええなぁ。
この神社の例大祭がすべての方たちにとって、
心の拠り所で、幸せな空間でありますように。
願ってやまないななこでした。
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