最近朝晩と寒くなってきましたね。急な気温変化で風邪などひかれてないですか?
これからの季節は、特に手洗いうがいに心がけてくださいね
寒いのも苦手で、さっそく冬服を用意しているアヤミです。
前回の人形浄瑠璃 讃岐源之丞のお話に引き続き今回は座員の方々のお話です。前回歴史についてはこちらをクリック
15年ほど人形浄瑠璃に携わっている綾 真理子さんにお話を聞きました。
やはり子ども達に見てもらって、興味を持ち、後継者になってほしい。
先日も大見幼稚園にいって一番わかりやすい【恵比寿舞】を披露しました。すごく子どもたちが喜んでくれました。と嬉しそうに語ってくれました。
文楽の先生のご指導を受け、今ではお客さんのリピータも増えていて、大坊市はいつも立ち見状態です。
3人で1つの人形を動かすことはとても難しい。と人形を動かす役割などを詳しく教えてくださいました。
高い下駄をはいている人がいます。その方が頭(かしら)を持つ人。芯の人と言うそうです。
芯の人が左手で顔を、そして右手で人形の右手を持ちます。
人形の左手を動かす人を左手遣いといい自分の右手を使い人形の左手を使います。
もう一人は足遣いの方、この3人で人形を動かすそうです。
鐘の音や登っていく音なども実際に鳴らしています。
三味線を11年されている矢野 晃代さん
鳴門の人形浄瑠璃を観て、人形の遣い方で悲しい表情や楽しい表情にも見せることができる素晴らしさを知り、人形を扱いたいと興味を持ったそうです。
最初は徳島まで習いに行こうと思ったこともあるとか。そんな中、三野町の讃岐源之丞を知り、さっそく始めたそうです。
好きだから続けられる。人形遣いもしていた矢野さん。人形は体力をとても使うから歳がいってはできないが、三味線なら死ぬまでできる!と心から人形浄瑠璃を愛する気持ちが伝わりました。
始められて3年という、語り 太夫を担当する西川 正明さん
座員の中で一番年数が浅いそうですなのですが、人形浄瑠璃を愛する気持ちは変わりません。
どんなに人形遣いがうまくても、語りが悪いとダメになる。どれがかけてもだめなんです。
語りがうまく乗ってしゃべるとその世界にぐっと入っていける。責任を感じ、とてもやりがいがあるが大変難しい。浄瑠璃は語りだ!と話してくださいました。
皆さん色々な思いで人形浄瑠璃に携わっているのだと感じ、伝統芸能に触れる素晴らしい機会となりました。ありがとうございました。
初めて人形を動かしているところや語り、三味線の音色を聞き、いつの間にかみなさんが繰り広げる人形浄瑠璃の世界に見入っている自分に気が付きました。同時に守り伝えていくことのむずかしさなどもお話をきき知ることが出来たと思っています。
最後に座長の三好良夫さんにほんまモンとはなにか伺いました。
【人形浄瑠璃いうたらそれぞれ顔が違うように個人の思いがある。自分の思いを力いっぱい表現することがほんまモン】
とおっしゃって下さいました。
そして若い方が入ってくれることが私たちの望むことです。と最後に話された三好さん。
今回大坊市でも公演される讃岐源之丞 人形浄瑠璃を観て、少しでも興味を持った方は大見公民館へ練習風景をのぞきに来てください!
とのことですよ
11月23日(水)大坊市のイベントとして
三豊市三野町にあるインパルみので13:00から讃岐源之丞−人形浄瑠璃講演が行われます。
大坊市のことや詳しい場所の説明などはこちらをクリックしてください。
私も大坊市に行かなきゃ
今からとってもたのしみです幻のドーナツも食べてみたいんや〜
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