2012年01月17日

ぎんなんのお食事 〜茶がゆ〜

まだまだ続いていた、ぎんなんのお食事
 過去ブログ

茶がゆと島の家庭的なお料理
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茶がゆはお米のとれにくかった粟島で
少量のお米を大切に食べ続けるために食べられていたものです

昔は、高知から手に入れていた発酵茶 ”碁石茶”というお茶で炊かれていたそうです
碁石茶は、発酵茶なので独特の酸っぱいような香りがあるようですが
現在、値段が高くなり、日常の食卓に使うことは少なくなっているようです

島でとれる ”波布茶” で炊いた茶がゆをいただきました
波布茶は、麦茶にコーヒーの香りを足したような味わいです

茶がゆを作るにも、さらっとしたいい状態の時に食べてもらえるように
前菜を出す頃合いやお客様の食事の進み具合などを見ながら
一番いい状態に出せるようにと逆算してくれているそうです


そして、同じお盆の上には、
・ひじきの炊いたん 
 島でとれたひじきを保存しています
・大根の贅沢煮 
 古漬けを炊いた煮物、贅沢煮と言うんだそうです
・わけぎぬた
・かぼちゃと高野豆腐の炊いたん

 高野豆腐が柔らかくてとろけるようでした


どれもこれも、食べたことのあるような味なんだけれど、
でも、今の時代、逆にこれだけの食事を用意してくださることの手間を考えると
すべてがありがたく、美味しく感じられました


旅行に行く・・・と、本当は、その土地ならではの食事をいただきたいなと思います
でも、残念ながら、家庭料理のような素朴なお食事を頂ける場所って
意外とないんですよね

このぎんなんでは、そんな珍しくなりつつある ”家庭料理”
思う存分、楽しんでいただけます

こんだけたくさん食べても、お腹が持たれずに
実は登山後の夕方、”お腹すいたね〜”と話していた
ほんまもんレポーター3人でした
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ほんとに、よく食べます
posted by ほんまモンリポーター at 12:10| Comment(0) | ⇒(お食事) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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