2012年01月28日

出雲大社讃岐分院〜宮司さんのお話〜


取材の中で「ほんまモンとは!?」と伺うと
みなさんそれぞれに、いろんなほんまモンを教えてくださいます。
勉強させていただいてるなぁ、と日々実感中のななこです^^

2月2日・3日に出雲大社讃岐分院で行われる節分祭。
節目と四季を大切にしてきた日本人の伝統ある神事です。


出雲大社讃岐分院の宮司である西村忠臣さんにお話を伺いました。


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出雲大社讃岐分院について教えてください。

明治12年に出雲から御霊をここ豊中町に遷して
ここに社を建てて、お祀りするということに至っています。
島根県にある出雲大社はよく知られていると思いますが、
分院が全国あちこちにあることはあまり知られていないようですね。
全国に100くらい、分院があります。

出雲大社っていうのは、よく知られるように大黒様が祀られていますが、
普通は男女の縁を結ぶと言われています。
もともとは大地の神様ということで
土地と人との縁を結ぶ、幸せとの縁を結ぶ、ということで
縁結びの神様として篤い信仰を集めています。




節分祭はどのような神事ですか。

平安時代から節分祭というものが行われていましたが
時代とともに廃れてきていました。
しかし、大切な神事だということで復活させ、
80年くらい前から節分祭を行っています。

来ていただいた方は、
御神殿の中で40分くらいのお祓いをしていただいて
福を呼び込むために豆まきをしています。
毎年2日間で、7000人〜8000人の方に来ていただいています。
15年くらい前からは、あめ湯のお接待も始めました。




どうして、豆まきをするんですか。

豆まきというのは、清めなんですよね。
1年の疲れを払って、翌日の立春から新しくスタートする。
そのための豆まきで、蘇りということなんですね。

豆っていうのは、五穀の中では、1番粒が大きいですよね。
つまり、人間を養う力が大きい、悪いものを退ける力が大きい、
ということなんですよね。貴重品だからこそ、豆まきをしたんです。

自分の心の中に悪いものを持たないこと。
追い出した悪いものを豆で清める、ということで
豆まきが行われます。




節分にはどのような意味があるんですか。

立春・立夏・立秋・立冬というのがあって、
その立つ日の前日を節分と呼んでいます。
1年の運勢が始まるのは立春だとされていて、
昔はすべて立春を基準にいろんなことが考えられていました。
昔の人にとって、立春というのは大きな出発点だったんです。

年4回ある節分の中でも、大歳の節と呼ばれる冬の節分が
1番大切な節分として残って、定着しています。
節目を元気に過ごして、これから次の季節も元気に過ごせるように
節分というのが大切にされてきました。




西村宮司にとって、ほんまモンとはなんですか。

ほんまモンっていうのは、歴史を踏んでいるものだと思います。
突発的なものではなく、何百年もの月日を耐えてきた
歴史の裏付けがあるものがほんまモンでしょうね。



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伝統と歴史を守り継いできたことへの誇り。
そして、これからも大切に、確実に残していきたい、という強い思い。
宮司の西村さんの眼差しが物語っていました。

出雲大社讃岐分院の節分祭、清らかな心で参拝したいと思います。
みなさん、ぜひお立ち寄りくださいね。


posted by ほんまモンリポーター at 19:48| Comment(0) | 伝統文化 & お祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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