午後、雪が降りましたが、他の地域はどうですか?
乙姫さくらです

今日ご紹介するのは
讃岐最古の寺院 妙音寺(宝積院)
飛鳥時代の白鳳(650年頃)に創建されたと言われ
讃岐国最古の寺院の一つと伝えらている寺院
実際、飛鳥様式、白凰様式の古瓦が出土しています
ここに瓦を供給するために、三豊市三野町に宗吉瓦窯が操業を始めました
その後、宗吉瓦窯は技術の高さを認められ、奈良県の藤原京に瓦を送るようになります
この時代、寺院・神社が自身の瓦窯を持っていたようで、
・高瀬町下麻 法蓮寺(歓喜院) 裏手に瓦窯跡
・高瀬町二宮 大水上神社 横手の斜面に瓦窯跡
三豊市内でも、発掘後、保護されている瓦窯跡があります
どこかに頼めが何でも手に入る時代ではないからこそ
欠かすことのできない ”瓦”を
それぞれ独自に作っていたということに、
納得でもあり、すごいなあと感じました
昔に作られ出土した瓦のほうが精巧な技法を使ったものが多く
今、同じ技法で瓦を作ることは不可能、または、すごくお金がかかると
言われるものも多いようです
そして、妙音寺さんには、滅多に見ることのできない
重要文化財 木造阿弥陀如来坐像
が、大切に保存されています
今は、仏像の管理も大変で、安全面、温度&湿度管理など
細心の注意を払う必要があるのだそうです

めったに見ることのできない仏像
地域の史跡巡りツアーということで、特別に見せていただきました
県下でも最大クラスの大きさを誇ります
制作年代は、平安時代末期と推定されているそうです
妙音寺 詳しくはこちら
住所 香川県三豊市豊中町上高野1988
国道11号線、ゆめタウン三豊から高瀬方面へ少し走ったところに、
看板があります
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藤原違いですが、
権力を握った藤原家(後の九条家)は県下にたくさん
荘園を持っていて、鎌倉時代、三豊市内には、詫間荘と本山荘があったそうです。
コメント、ありがとうございます
ちょうど、今週取材をしていたのが、藤原京に瓦を送っていた宗吉瓦窯跡です
また、1つずつ、ご紹介していきます
きっかけや理由もお届けしますよ
日本一が2つ(つい最近までは3つ)もある宗吉瓦窯跡
こんなすごい史跡がある三豊市
すごいです♪(自慢)
いろんなお話を聞いたりしていくうちに
さまざまな所でさまざまな繋がりが見えてきて
とても興味深く、おもしろい発見がたくさんです。
ブログでも多くの情報を教えていただいて
とてもありがたいです^^ありがとうございます。
もっともっと勉強します!!