爆弾低気圧…みなさん、大丈夫だったでしょうか。
自然というものは恐ろしい。抗えない。
それでも、春を告げる花たちが必死に咲いているのをみて
ちょっと元気をもらった気がする、ななこです。
今年で27回目を迎えるェ之丞まつり。
メインイベントとして、ずっと一緒に歩んできたのが、
打ち鳴らされる太鼓や桶のリズムに合わせて、
鍬を持った人たちが元気いっぱい踊る「鍬おどり」です。
引き続き、鍬おどり保存会の会長である川崎ミユキさんにお話を伺いました。
interview@はコチラをご覧ください。
大久保ェ之丞について、お聞かせください。
ェ之丞さんは、ものすごい実行力のある人ですよね。
壮大な夢、私たちには想像もできないようなことを提唱して
次々といろんなことを開発して、尽力した人だから
もっともっと素晴らしさを知ってもらいたいな、って思ってます。
ェ之丞さんの功績を称えると同時に、私たちも何かの面で
ェ之丞さんを真似て、町を活性化しよう、頑張ろう、という気持ちでいます。
これからの鍬おどりについて、どう考えていますか。
本当はね、ェ之丞さんの素晴らしさを知って、鍬おどりを見て、
一緒に踊りたいなぁ、頑張りたいなぁ、と思ってくれる若者が
増えてくれたらいいなぁ、とは思っています。
小学生や中学生にも広げて、ひとりでも多くの人と鍬おどりを
共有したいね、って思いますね。
今まで、鍬おどり保存会として活動してきて、
誇りというのか、自信というのか、自分の生き様を感じています。
川崎さんにとって、ほんまモンとは。
誠心誠意できれば、何かの、誰かの役に立つ。
そんな風に人生を過ごせたら、ほんとに幸せだな、と思います。
これが、ほんまモンかな。
熱心に練習されているみなさんは情熱と笑顔にあふれていました。
市外や県外のイベントにも積極的に参加し、鍬おどりを発信しています。
必死で真似てみる、私。…結構きついよー、この体勢(涙)
100年の時を経て、新たな命が吹き込まれ、今もなお受け継がれる鍬おどり。
「開拓の夢」が込められた鍬おどりはこれからも踊りつがれ、
たくさんの人に元気と勇気を与え続けることでしょう。
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