2012年04月29日

志々島探検隊(2)



志々島探検隊 part2
part1もご覧ください。


山地さんに島のシンボルである「大楠」まで
案内していただきました。

IMG_4820 (400x266).jpg

大楠を守り、「花の島」と呼ばれた志々島を復活させようと
始まったのが、志々島・大きな木プロジェクト。

大楠までの細くて急な道。IMG_4823 (266x400).jpg

鳥の声や、花の香り、自然を感じながら歩く道。
山地さんは、雑木林だったところを、整地して、
ミモザ、レンギョウ、マーガレットなどを育てました。

IMG_4825 (400x266).jpg

IMG_4826 (400x266).jpg

IMG_4852 (400x266).jpg

公民館を通じて、「志々島に植樹したい。」
「活動をお手伝いしたい。」という声もたくさんあり、
みんなに支えられながら、いろんな計画をひとつひとつ
実現させている、とのことでした。


IMG_4833 (266x400).jpg 看板をはっけん!!

雑木林の中の急な階段をくだると… IMG_4834 (266x400).jpg

視界が急に開け、そこには大きな楠が佇んでいました。

IMG_4836 (266x400).jpg ハッと息を飲むような存在感。

樹齢1000年以上。高さ40m。根の周り12m。
まだまだ成長期にあるという大楠からは、とてつもない生命力を
ひしひしと感じることができました。

IMG_4841 (640x426).jpg

写真に納まりきらないほどの広がり。


山地さん
「大きな手を広げて、瀬戸大橋を見て立ってるみたいでしょ。
 枝ぶりからも大楠の歴史が感じられると思います。」



最近、完成した新しい道。
ここに使われている木は、大楠の成長の妨げになっていた木を
切り倒して、再利用したそうです。
どんなものもカタチを変えて、生き続けているんですね。

IMG_4844 (266x400).jpg

そして、こんな休憩所も完成しました。

IMG_4850 (400x266).jpg

ここからの眺めは最高。
天気のいい日であれば、瀬戸内海の島々や本州、瀬戸大橋も見られます。
見上げていた大楠を、今度は違った角度から見ることができます。


山地さん
「大楠は島のシンボルですし、島民は大切に思っています。
 多くの人に見ていただきたい、という気持ちと
 あまり人工的にも、観光地にもしたくない、という気持ちと
 両方あります。でも、この大楠を通じて、島に興味を持ってくれる
 というのは、とてもありがたいことだと思っています。
 安全に見ていただく為の整備はもちろんですが、
 大楠の根をあまり踏まないようにする為の工夫も必要だと
 感じています。遊歩道を作る計画も立てています。」



大楠が見てきたもの。見ていること。
大楠から感じるもの。教えられること。
生命力と存在感にただただ圧倒されるばかりでした。



posted by ほんまモンリポーター at 11:48| Comment(4) | みとよ 島たび♪ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この大楠は根元から、四方八方に広がって、スゴい迫力ですね!


レポートのリクエストをしていいですか?


@要潤さんの朗読活劇(チケットも、かなり売れているとか)

A新嘗祭献穀田


よろしくお願いします。

Posted by 明治維新 at 2012年04月30日 11:21
to.明治維新さん

コメントありがとうございます。
志々島の大楠の存在感・威圧感・厳かな雰囲気は
写真では伝えきれない部分がありますので、
機会があれば、ぜひ行ってみてくださいね。
船着き場からは、片道20分くらいで行けますよ☆

要潤さんの朗読活劇については、
既にお伝えさせていただいてますので
過去のブログをご覧くださいね。

新嘗祭献穀田といえば、
財田町の6月に鉾八幡宮で行われる
お田植え祭のことでしょうか。
いろいろ調べてみたいと思います。

リクエスト、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします^^
Posted by ななこ at 2012年04月30日 19:17
秋に、
宮中で執り行われる

『新嘗祭』

に献納する献穀田に、
三豊市が選ばれたそうです!


浜口恭行先生のブログ、
『鉄工と不動産やの日記』の
4月25日と27日の記事に載っていますし、

香川県のホームページでも紹介されていますよ。


Posted by 明治維新 at 2012年05月02日 22:35
明治維新さん

コメント、ありがとうございます
6月3日に田植え式があるようですね

三豊のお米が選ばれるなんて、すごいですね!
日本人の主食、心の支えでもあるお米
古くからの意味のある伝統の行事が引き継がれているんですね

取材に行けるかどうか調べてみたいと思います
ありがとうございます
Posted by 乙姫さくら at 2012年05月03日 07:30
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。