蔵の中は暗い・・・!?とか言ってる場合じゃなくて

大きなホーロータンクと杉樽がいくつも並んでいます
木と、お酒とお酢が混じったような甘〜い香り
ホーロータンクには、原料となるお酢の混じったお酒
杉樽には、熟成させているお酢が入っています
奥にある蔵は、発酵中のお酢があります
仕込んですぐは、お酒の匂いが強いんですが、発酵させていくうちに
アルコール度がとんでいくので、だんだんとお酢の香りがしてくるそうですよ
発酵に欠かすことのできないお酢の菌について、
引き続き、11代目の中橋さんに伺いました
樽の中を見ながら、いろいろとお話くださいました
江戸時代から始まったのは確かですから、270年くらい生きていますね
つぎつぎ培養すれば、いくらでも増殖します
菌は寒さに弱いので、冬は特に気を付けて管理しています
むしろを巻き付けているのは
少しでも急激な寒さや寒い日が続いた時に菌が死んでしまうのを防ぐ為です
菌が元気なうちは発酵が続けられて、温度もずっと保たれています
菌の力は未知なるものがありますね
杉樽の中も覗かせていただきました
ツーンとした鼻にも目にもしみるような香りがしました
ほんまもんレポーターもみんなのぞかせてもらいました
目や鼻が、ツーン

昔から変わらない、杉樽にむしろを巻き付けたスタイル
杉樽の良さは、息をしているというところです
それでいて、分厚さがあるので外気温に鈍感というか、
寒さが伝わりにくいという利点もあります
杉樽は全部100年以上使っていると思います
樽によって個性があって、味や香りも違ってきます
それを1年ねかすことで、ずっと同じ味と香りを保っています

「まろやかな甘み」「芳醇な香り」「深い味わい」
仁尾酢の変わらない味と香りの秘密に、少しだけ近づくことができました
さて、次回は、リスナープレゼントにもなっている
フルーツ de 酢について、じっくり伺いますよ

リスナープレゼントはこちら
お楽しみに
ラベル:仁尾酢