その果実酒を作られているのが観音寺市にある川鶴酒造株式会社です。
西讃地域で唯一残る酒蔵 およそ120年の歴史を持つ観音寺市にある川鶴酒造株式会社では三豊市産四季折々の旬の果物を使った日本酒を製造しています。
日本酒離れと言われる現代に若者や女性にも日本酒の美味しさを伝えたい。地元の美味しい果物を知ってもらいたいと商品開発されたもので、四年ほど前から販売されています。
川鶴酒造株式会社 商品開発担当 藤岡美樹さんにお話を伺います。
まず、川鶴酒造株式会社の歴史について教えてください。
創業明治24年以来、酒一筋造り続けています。
川鶴という銘柄は初代川人清造が蔵の裏に流れる財田川に舞い降りた華麗な鶴の姿を夢間に見たことから名付けられました。
代々、地元のお米を使って美味しいお酒を作って地元の方に貢献していくこと、心が癒されるお酒を作りたいという気持ちで造っています。
有形文化財にご指定いただいているような建物もありまして、明治に建った蔵ですとか、昭和に建った蔵ですとか柱の造りも違うので、建物としても興味深いと思います。
昔の酒造道具を展示している資料館もありますし、昔の蔵を使いコンサートなども行なっています。
私共は力強くさわやかな味わいを作りたいと取り組んでいます。
上品な香りがあって、飲む前からわくわくして、口に含むとお米の旨みが広がって…だけれども後味はすっきり爽やかになくなって、何杯でも飲める。そういうような主質を目指しています。
お米のお酒ですので、やっぱりお米の旨みがないと美味しさ旨さは感じられないので、だけど旨みだけでは何杯も飲めない…膨らみがあってすっと切れの良い酒造りを目指しています。
三豊市産のものを使ったお酒がこんなにあるんですね
まだまだ続きますアヤミでした。