2012年06月27日

父母ヶ浜@


いよいよ始まる本格的な夏。
夏の楽しみといえばいろいろあるけど、やっぱり海水浴ですよね。
今年は海に遊びに行きたいなぁ、と思っているななこです。

今回は、三豊市にある海水浴場の中でも、
シーズン中は特に賑わう、仁尾町の父母ヶ浜をご紹介します。

いつもきれいに管理されている海岸やごみの少ない砂浜は
地域ボランティア・父母の会のみなさんによって、
保たれていることがわかりました。

さっそく、父母の会のみなさんにお話を伺います。

IMG_6080.JPG


今回、お越しくださったのは、写真左から
菅磯夫さん、塩田健治さん、鴨田隆司さん、鴨田英作さん、森一恵さんです。


この会が出来た経緯を教えてください。


(菅 磯夫さん)
父母の会が出来たのは、平成7年頃だったと思います。
実はその時に、この綺麗な砂浜を埋め立てて工場用地にしたい、という
行政の動きがあったんです。

ご存知のように、全国でもここまで潮が引いて、綺麗な干潟が広がる
海岸というのは少ないんです。なんで、こんな綺麗な場所を人の手で
無くしてしまうんやろう、という義憤からスタートしました。

40歳代から80歳までの、60人くらいの地元の方たちと
いっしょに活動してます。海を守っていこう、とする気持ちが
市民のみなさんに伝われば嬉しいなあ、と思っています。



毎月、清掃活動を行っているそうです。

(塩田 健治さん)
毎月第1日曜日に、砂浜の清掃活動を行っています。
冬場は朝7時から、4月からは朝6時くらいから始めています。

毎月やっても、軽トラ2杯くらいのゴミが拾われます。
袋にすると、結構大きな袋でも70袋から80袋には、なりますね。
燃えるもの、燃えないもの、ほとんどの種類のゴミが漂流してきます。
きちんと分別して、処理しています。



IMG_6071.JPG

父母ヶ浜は地形や潮の流れから見ても、
ゴミが漂流してきやすい場所に当たるんだそうです。


他にも、子供たちとの交流活動を行っていると聞いたのですが。


(塩田 健治さん)
この時期には、海浜植物の花がよく咲くので
海浜植物の観察会ということで、子供たちと交流しています。
その後には、清掃をして、ゴミはどこから流れてくるんだろう、
というようなことを考えながら、勉強しています。




父母ヶ浜の海開きは7月1日、日曜日
この日も、朝7時から清掃活動が行われることになっています。
海開き間近ということで、みなさん張り切ってお掃除してくださる
ことでしょうね。そのあとには、神事が行われます。

マナーとルールを守って、自分も、次に訪れた人も、
気持ちよく過ごせる海の環境を、ずっと守っていきたいですね。



posted by ほんまモンリポーター at 10:55| Comment(0) | ななこ’s Library | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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