お伝えしています三野町の特産品「馬渕の桐下駄」

馬渕の桐下駄その@ そのA リスナープレゼント
馬渕履物店からすぐ近くにある、三豊市立大見幼稚園では、
この桐下駄を保育に取り入れて、取り組みを行ってるそうです。
さっそく、関朋子園長先生にお話を伺いました。
取り組みを始めたきっかけは?
「10年ほど前、ここで勤めていた時に担任をしたクラスの子の中に
お家で桐下駄を作ってる子が居ました。そして、その子が通園に
桐下駄を履いてきたことがあって、この桐下駄を幼稚園の中に
げられないかな、と思って、声をかけたのが始まりです。」
どのような取り組みなんですか?
「以前は絵付けなどをしていたのですが、今は園児がそれぞれに
お気に入りの鼻緒を選んで、マイ桐下駄を作るということをやっています。
5月から9月まで、全園児が桐下駄で通園することになっています。」

園長先生が何年か前に作った、マイ桐下駄を見せもらいました。
コスモスの絵がとっても可愛かったです。足元が華やかになりますね。
園長先生が感じている、桐下駄の魅力って?
「親指とひとさし指の股でしっかり鼻緒を挟んで歩くので、
運動能力の向上するっていうか。足の力も付くし、脳も刺激するし、
土踏まずの形成にも役立つし、ということで魅力たっぷりです。
それから、なんといっても、馬渕さんの桐下駄は木を切る所から
自分でされてるので温かみがあって、そういった所も魅力だと思います。」
子どもたちの反応はいかがですか?
「桐下駄はすぅっと履けて、遊びにいけるので、
運動靴よりも履きやすいということで、子どもたちは喜んでいます。」

通園時間に取材に伺わせていただき、きょろきょろしていると…。
雨にも負けず、桐下駄を履いた男の子3人組に遭遇しました。
「みんな、かっこえーなー。」「そうやろ!!ねーちゃんも履いてみー。」
保護者のみなさんからも、何か意見はありましたか?
「保護者の方にも聞いてみたんですが、運動靴よりも下駄の方が
転びにくくなったっていう意見が とても多かったように思います。
それから運動靴だと、どうしても足が 蒸れてしまうけど、
下駄の場合には蒸れないと好評でした。」
この取り組みをどう感じていますか?
「地元の産業や特産品を保育に取り入れていくということは、
地域の方たちとの交流の場を作るとともに、子どもたちが地元のことを
愛していけるひとつになるかな、って思います。」

大見幼稚園で行っている取り組み。
自分が住んでいる、そしてこれからも住んでいく場所のことをもっと知り、
好きになる絶好の機会ですね。ずっと続けていきたい取り組みです。
子どもたちの笑顔と、園長先生の保育に対する熱い思いが
とっても気持ち良く感じられた取材でした。
「おねーちゃん」って言ってもらえてよかった!!と、
心の中ではウハウハの、ななこでした。
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いつも、commentありがとうございます。
そんな風にBLOGを見てくださっている方が居ることが
あたしたちの励みになり、力になっています。
桐下駄を履き始めてから、本当にこけません(笑)
あたしも愛用中です。
地元の産業を保育に取り入れるというこの取り組み、
子どもたちにとっても、他県から嫁いで来られた方にとっても、
地域のみなさんにとっても、いい機会であり、きっかけですね。
これからも、ずっと続いて欲しいなと思います。