2012年08月02日

第25回仁尾竜まつり〜interview〜


第25回仁尾竜まつりは
8月3日の前夜祭と8月4日の雨乞い竜の水あぶせが行われます。
どちらも見逃せませんね。
詳しくは過去ブログをご覧ください。

仁尾町では、幟と提灯が道沿いに取り付けられていて
おまつりモード全開です。ますます楽しみです。

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仁尾竜まつり実行委員会・会長の大矢根捷人さんにお話を伺いました。

雨乞い竜は全長35メートル、重さ3トン。
藁でつくられた体のうろこは、およそ2000枚にもなります。

3年に1度、作り替えられるという雨乞い竜。
長い期間と多くの人出を要する雨乞い竜作りも、いろんな方の
協力があってこそ、成り立っているもの。
郷土の大切な行事だということで、中学生も参加します。

最近、大きなテーマになっているのは担ぎ手の募集。
高齢化や過疎化でなかなか定員が集まらず、町外からの協力も得ながら
女性の担ぎ手も増えているそうです。

雨天中止のイベントが多い中、
この仁尾竜まつりはどんなに天気が悪くても決行されます。
聞くところによると雨乞い竜が出ると、3割以上の確率で
雨が降りだすことがあるそうです。


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大矢根さんの仁尾竜まつりへの想い。

沈みつつある仁尾という町で、仁尾竜まつりというお祭りを通じて、
町内での、町外との結びつきができたらな、と思います。
雨乞い竜っていうのは、生活に密着した切実な雨乞いの願いですよね。
仁尾町がずっと水に苦労してきたというのは、みんなの中に
潜在意識としてあると思いますから、それを通じた人との繋がりなので
子どもたちに、確実に伝承していきたいです。


雨乞い竜と、燧灘に沈みゆく夕陽を一緒に見ることができるかも!!
「水あぶせ」の掛け声に込められた雨乞いへの切実な想い。
ぜひ、間近で感じてみてください。
posted by ほんまモンリポーター at 18:24| Comment(0) | 伝統文化 & お祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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