「ひろがれ、つながれ、みとよの輪」
シンセサイザーを巧みに操って
独特の世界観を創り出すipppenさんに会いに行ってきました。
基本的にはシンセサイザーを使って、即興をやるんですが、
一般的に言われているドレミファソラシドやリズムからは
離れようとして、音楽を作っています。
コンピューターを使ってプログラムを組んで、
自動演奏みたいなこともやりながら、それとシンセサイザーによる
即興みたいなことをやっています。なので、音色を作る過程から
作曲行為のひとつだと思って活動しています。
Ipppenさんが目指すのは、
形式や様式に捕らわれない未来に向けた伝統音楽・民族音楽。
音楽に対する思いを伺いました。
音楽をやるに当たって「こうでなきゃいけない。」というような
固定概念を外して欲しいんですよ。まずは、初期衝動的なもので
「音が出て気持ちいい。」という気持ちを大切にしてほしいです。
そこから、何かが生まれてくることが僕の理想ですね。
地元にこだわってイベントを行うことで自分が果たしたい役割って。
ここで育つ子どもたちにここに何もないと思って欲しくないんですよね。
やっぱり、何らかの形で腰を据えて何かを育てている人たちが居るんだ
ということを見せ続けなければならない、と思います。
最後に、ipppenさんにとって、ほんまモンとは。
自分の思うように、好きなようにやればいいんですよ。
それに尽きると思います。
きっと、僕は音を出し続けると思います。
ありがとうございました。
毎日出会う人、もの、風景。みとよの輪、どんどん広がっています。