2012年09月17日

新嘗祭献穀者interview


新米のおいしい季節となりました。


11月23日に宮中で行われる新嘗祭に献納する穀物として
三豊市豊中町の森コ義さんの田んぼが選ばれました。

5月5日には種をまく播種式、6月3日には田植式(レポートはこちら
9月9日には稲を刈り取る抜穂式(レポートはこちら)が
様々な来賓の方を迎え、厳かな雰囲気の中で行われました。


献穀者である森コ義さんに突撃インタビュー。

IMG_1485 (400x267).jpg

Q.献穀者に選ばれたとき、どのようなお気持ちでしたか。

A.私みたいな年寄りでいいのだろうか、という気持ちはありましたが
 たいへん名誉なことだと思っています。



Q.4か月間、どのような気持ちで田んぼを管理されていましたか。

A.普通に育てるより、3倍も4倍も苦労しました。
 全体に水を入れるのではなく、一部に水を入れるということで
 湧きまけることもありましたし、干上がるのも早かったです。



Q.自然被害の心配もあったんじゃないでしょうか。

A.そうですね。もちろん、ありました。
 でも、ここら辺は七宝山が在ってくれるおかげで自然被害は
 ほとんど受けたことがないと思います。



Q.どのような支えを感じられましたか。

A.農協や普及センターを始め、共済組合のみなさんに
 本当にありがたいことに、たくさん助けていただきました。
 もちろん、家族の支えもありました。

 普通の3倍もの努力をしました。
 おかげをもちまして、どこの田んぼにも負けないお米が
 出来たことを大変喜んでいるところです。



森さんにおかれましては、11月23日までの大役を
無事果たされますことを心よりお祈り申し上げます。

田園風景が教えてくれるのは、
日本の風土の豊かさと自然の恩恵への感謝の気持ちです。
これからも忘れたくない日本の文化・日本人の心ですね。

 


posted by ほんまモンリポーター at 11:15| Comment(0) | 伝統文化 & お祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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