三豊市詫間町・荘内半島の沖合に浮かぶ島「粟島」
今回5回目となる粟島アーティスト・イン・レジデンスが
9月17日からスタートしました。(入村式の様子はこちら)
創作された作品は来年開催される瀬戸内国際芸術祭2013に
出展できることになっています。(瀬戸内国際芸術祭2013についてはこちら)
招へいされた芸術家・佐々木類さんにお話を伺います。(写真右左)
麻生祥子さん(写真右)のインタビュー内容はこちら
*応募されたきっかけを教えてください。
去年の12月末にアメリカから帰ってきたんですが、
島の文化っていうものにすごく興味があったので応募してみました。
アメリカが大陸だということに対して、日本が島国だということに
改めて気づいて、島で何かしたいなと思って応募させていただきました。
粟島には来たことがなかったのと、小さい島だと聞いたので
創作活動の軸になる自生している植物が多いかな、と思ったので
粟島という瀬戸内の島に興味を持ちました。
*粟島の印象はいかがですか。
来たことないのに、懐かしい感じがしてビックリしています。
何人かの方とお話させていただく中で、みなさんが名言みたいなことを
おっしゃられていたので、ここで生きてきた方たちの島力を感じました。
静かな島なんですけど、内に秘めた活気みたいなのを感じています。
*創作の上でテーマにしていることとは。
ガラスをメインにやってるガラス作家なんですけど
透明であるとか、見えないけど存在するものに興味があって
そういったものをテーマにモノづくりをしています。
*どんな作品を残したいですか。
自生している花を摘んで、それをガラスの中に閉じ込めて
白い灰にしていくというような作品を作っていこうと思っています。
ひとつひとつが小さいので、100種類以上は採集したいですし、
見せ方もいろんな工夫をしていきたいな、って思ってます。
理科室の素敵な棚があったので、いろいろ考えながら
自分の納得できるインスタレーションにしていきたいですね。
粟島のゆったりとした時間の中で
のびのびと創作活動をされることを期待しています。
交流の場として、ワークショップも行われる予定ですので
ぜひ、ご参加くださいね^^