三豊の秋の週末は、あっちこっちから
太鼓の音やちょうさを引いて練り歩く掛け声が聞こえてきます。
おまつりと聞くと血が騒ぐ…ななこです^^
15台ものちょうさが一同に集結する「とよなか秋のまつり」が
7日の夜、ゆめタウン三豊の駐車場で行われました。
去年は参加することができなかったので、楽しみにしていました。
実行委員の方へのinterviewやさくらおねーさまの去年のレポートで
ますます、あたしの期待は高まっていました。
そして、いざ太鼓台の入場。
大きな掛け声と太鼓の音。
「どんなことが始まるんやろう。」とどきどきわくわく。
右に、左に、大きく振りながら、揺さぶりながら進みます。
後退したり、一気に駆け抜けたり、とパフォーマンスもありました。
太鼓台も十人十色。地域によって、それぞれいろんな特徴が出ていました。
毎年、何かしらの工夫や変化を加えて、この祭りに参加していることも知りました。
どどどーん。15台の太鼓台がずらりと整列。
豪華絢爛。その地域自慢の太鼓台が勇ましく立ち並んでいます。
おそるおそる、近づいてみました。
目が眩むほどまぶしい太鼓台。きらきらと輝いています。
そして、1台に100人ほどいる担ぎ手のみなさんも
情熱と意欲にきらきらと輝いていました。
引き続き、行われたのは3台の太鼓台による競演。
「かけ比べ」と称して、3台の太鼓台が競うように
次々と太鼓台をさしあげたり(持ち上げたり)放り投げたり。
綺麗にさしあげられた時や長い間さしあげた状態で静止できた時には、
会場から自然と、歓声と拍手が沸き起こりました。
その熱気と担ぎ手のみなさんたちの熱い眼差しに
ただただ圧倒&感動するばかりのあたし。
男気あふれる若いおにいさんや素敵なおじさまに目が釘付け。
(カメラを握る手にも、力が入ります。)
歴史と伝統を守っていく強い意志と
自分の住む地域の自分たちで守ってきた太鼓台を誇りに思う気持ち。
「なんで、ここまで熱くなれるんやろう。」
大きな声で楽しそうに担ぐ男の人たち、それを見守る家族。
優しく見つめるおじいちゃん。憧れの目で見ている子どもたち。
会場が纏った空気やみなさんの眼差しの強さを肌で感じていると、
あたしの疑問の答えが会場に、確かにあるようでした。
今までがそうであったように、これからもそうでありたい。
そして、それ以上の歴史を重ねていきたい。
教科書は記憶と経験。書き加えるアイディアと反省点。
ひとりひとりが歴史の創造者であること、忘れてはいけませんね。
胸を熱くする感動と、三豊の男気あふれる男の人たちとの出会い。
あたしの歴史の中でも、今回の「とよなか秋のまつり」は
大きな意味を持つものになったような気がしています。