香川西高校 陸上部、三豊からその先へ！

前回に引き続き、香川西高校　陸上部の皆さんにお話をお伺いしてきました。

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香川西高校陸上部　陸上部監督
青海　友伸先生


お写真真ん中が青海先生です。


６月１日から３日にかけておこなわれた香川県高校総体にて
陸上男子総合の部で、はじめて優勝させていただきました。

昨年度、新人戦で総合優勝しました。
これまで観音寺第一高校さんが夏の総体を１６連覇をしているという事で
今年のこの総体では、なんとかその１７連覇をとめよう、という事で
この冬場頑張った成果です。
生徒が一人一人頑張ったという事もありますけれども
練習等、一緒に戦った応援の方々がいてからこその優勝だと思っております。

元々、力の無い選手だったんですけど、
１年１年を通して本当に一生懸命練習し、
他の学校より１番練習してるんじゃないかというぐらい練習してきました。
日々挫折や練習や指導が厳しいことなど、そういった中で
よく選手がついてきてくれて、自分たちで考えて、自分の走りがどういった物なのか、
人の走りがどういったものなのか、アドバイスしながら
そのような成果がこういった結果を招いたんじゃないかと思います。

陸上部は上下関係はやはりあるのですが、やっぱり横の繋がりであったり
縦の繋がりというのを大事にしているチームだと思います。

今現在部員は２９名、男子が１年から３年生まで２２名。
女子の方が７名という構成になっています。
内、３年生が９名。男子５人、女子４名になっております。

今の３年生が１年生の頃は先輩が強くて中々リレーのメンバーにも
選ばれない選手がほとんどだったんです。
そこから、２年生３年生になってからチームの中心として頑張ってくれたという事と、
高校総体というのは他の大会と違って高校生にとってメインの大会ですので、
その大会の中で自分自身が高校生の凄さを痛感したのが、
今まで結果が出なかった子や春先は調子が悪かった子、
調整の段階でうまくいかなかった子が
高校総体の中で自己ベストを出して、成果を出したという事が
私たち指導者からしたら、未知の力というか分らない力が見えたな、
というのがあります。
私自身、この３日間勉強になったと思っております。

私が監督になって７年目なんですが、
毎年高校総体というのが彼らにとって本当に中心な大会ですので、
ここで自己ベストを出して記録を出す選手が多いですね。

日々の練習の中で、ある程度シビアに考えてやっている選手こそ
大会になって冷静に試合運びができると思います。
部活動を通して日々の練習を頑張りながら、大会でいいベストパフォーマンスをする
というのが、今年、このチームにはあったと思います。

特に今年の３年生は１人１人のモチベーションが高いので、
インターハイの出場だけじゃ無くて、
インターハイで勝負をしようという目標があったので
３年生がひっぱっていってくれている分、１，２年生がその背中をみて
やっぱり仲がいいですね。

陸上競技は個人の戦いなので言い訳がきかないんです。
自分の身体を上手く使わないと良い走りが出来なかったり、
いいジャンプが出来なかったり、好い投げが出来ないというのであったりするので
自分自身がきちんと考えてやらないと試合運びが出来る選手が勝利していくのだと思います。

最後に３年生に送るメッセージをお願いします

この３年生は、力の無い所からのスタートで
私にかなりついてきてくれて、色んな事を私も言ったと思うんですけど、
やっぱり自分を信じてここまで頑張ってきてくれました。
四国総体はインターハイをとる為の切符ですので、伸び伸びと楽しくやってもらって
まずはインターハイの切符をとるために四国で６番に入って、
８月の大分インターハイでは
爆発できるようにまずは２週間怪我なく頑張ってほしいと思います。



三豊だけでなく、四国、その先の全国で輝いていって欲しいですね

香川西高校　陸上部の皆さんありがとうございました