そして現在の御神体が祀られている御本殿、
大水上神社では、これらが西を向いていますが、実は珍しいんだそうです。
仏教が伝わるよりも前から
変わらず西を向いているのだとか。
前回の記事はこちらからどうぞ
大水上神社 〜 その壱 〜
大水上神社 〜 その弐 〜
こんにちは、かやもんです。
神社の御本殿やお社の向いている方向って
そんなに気にしたことはなかったけど
そう言えば宮本宮司がおっしゃっていた通り
東や南向きばかりです・・・ね。
夫婦岩から宮川を挟んで少し上を見上げると
木々の間に別の岩、そしてお社が見えます。
陰陽石と言われる岩倉に鎮座するそのお社
千五百皇子(王子)社についてお届けします。
陰陽石の陰は女性、陽は男性を現しています。
千五百皇子社という名前の由来としては、
いざなぎのみことが亡くなった時、
そこへ夫であるいざなみのみことがやってきて
その姿を見られたと喧嘩になり
1,500人生むとか1,500人殺すという話が
出て来たところからだそうです。
子授けの神様としても有名だそうで、
夜中に夫婦でお参りに来られる方もいるんだとか
人間生活の中で、子授けが一番大事だから
誇りに思われているそうです。
また、
子どもを産むということは
偉大なことなので神様の世界では、
女性が男性より上の立場で扱われるのが
普通なんだそうです
“山が水を生む”
その感覚で女性が崇(あが)められたそうです。
取材に伺った日は行かなかったのですが、
千五百皇子社に向かう階段は展望台までの
遊歩道にもなっており、自由に行くことができます。
健康づくりの為にコースもあるようなので
ひと歩きどうですか?
四国のみち
随神門の近くがスタートのようですょ
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