商品にまつわる内容をお届けしました。
前回の記事はこちら代表編@
こんにちは、かやもんです。
今回は、商品に込められた増田代表の思いなどをお伝えします。
ー工場経営をしている中で、
最近の消費者の傾向でどんな変化を感じていますか?
また、その変化にどう対応していますか?
昨今の販売状況や外部環境を見ていると、
大きな流れとして当然デフレがあります。
価格を抑える為に色んなことを考えながらやっております。
安いものを作るには、ある程度の範囲の中では可能ですが、
やはり限界があります。
それを作り上げていくのは世の中に求められているので必要だと思います。
しかし、ただ安い品を作り出すのではなく、
これから先、子どもにこんなものを食べさせたい!
本当に美味しいものを食べさせたい!という視点で
商品を作り出す事が、使命の一つではないかと思っております。
加えて、単なる廉価品を作るのではなく、
我々の工場で『最高品質のものは何か』を
考える時期を迎えていると思っています。
冷凍トンカツも製造を始めて約30年になります。
事業の転換を迎える時期でもあると思います。
ここで改めて、本物の製品を作り上げる技術を見直し、
専門店に出されるトンカツを、
冷凍の製造工程でどこまで確立し商品化出来るか。
また、それを食べていただける環境を探し求めて
子ども含めていろんな方に食べていただいて
笑顔になっていただける商品作りが
我々のやるべきことではないかと思っています。
ー本物という言葉をキーワードにして展開を考えられていると伺いました。
そこに至った経緯は?また、これからどんなことをしていこうとお考えですか?
昭和の時代や高度成長期は、
たくさん物があればたくさん売れる時代でした。
その後、例えば平成15年〜20年までは、
安心安全+安いものが求められる時代でした。
これに対応すれば事業は成り立った訳です。
今の時代は、安心安全安いは当たり前です。
これは当然のキーワードですね。
それにプラスして、感動がテーマに加わります。
例えば、
・工場を訪れた人が感動して帰っていける環境
・食べていただいたその食材が美味しいと感動していただくこと、など
工場にお越しいただける機会を作り
お越しいただいて、見ていただいて、何らかの体験や経験をしていただく。
そこで共に感動していただくことが出来ればと思います。
感動の為には何が必要か、それが本物を作ることを考えるきっかけになりました。
本物を作ることを実現するには、
*本物の商品を
*本物の従業員が
*本物の気持ちで作り上げる
これがまず大事ですね。
そういうところ(本物の商品・従業員・気持ち)を揃えるために、
本物をやると考えています。
今期(34期)のテーマ “本物への挑戦”
本物の商品を作り上げる為には、食材の仕入れや食材の見定めを含め、
味付け、それを作り上げる従業員、また、
工場の中で出来る最高のサービスとは何かを考えなければいけません。
本物の商品と本物のサービスの2本立てで、
本物へ挑戦していこうと考えています。
例えば、
弟が経営している農場、
そちらで育てている本当においしい豚を豚肉にして
それを我々がどういう形で本当の商品に作り上げる事ができるか、を
今から考えるべきです。
トンカツに限らず、加工品や煮物・焼き物含めて
1頭の豚を本当においしい商品に仕上げて
お客様に届けていく、これを考えていきます。
今回は品質へのこだわりをお届けしました。
豚への思い、会社経営への思いなど、まだまだお伝えしたい事があります!
増田代表のお話、後2回でお届けします。
サヌキ畜産フーズ株式会社
本社 住所:三豊市詫間町詫間2112番地140
電話:0875-83-6262
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