2013年08月13日

『紫雲出山遺跡 発掘60年史』を聞く

さくらですかわいい

現在、春にはると『桜の名所』としても知られている
三豊市詫間町 荘内半島の紫雲出山

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そんな紫雲出山も、60年前にはあまり木のない、はげ山だったこと
ご存知ですか?
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写真の上が、昭和30年ころの紫雲出山
写真の下が、現在の紫雲出山


昭和22年 地元の郷土史家 前田雄三氏により、
紫雲出山山頂付近で、弥生時代中頃と思われる遺跡が発掘されました
そして、昭和30年ころから、約3年間、京都大学の協力で
第1回目の発掘がおこなわれました

時を同じくして、紫雲出山へ、桜の植樹が行われ、道路整備なども始まりました

その当時に植えられた桜が、現在樹齢60年くらいとなり、
春になると紫雲出山山頂をピンクに彩り、見ごろを迎えているのです

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その貴重な紫雲出山の弥生時代の遺跡の発掘の歴史

現在、三豊市三野町 宗吉かわらの里展示館で行われている特別展
『紫雲出山遺跡 発掘60年史』 


学芸員の宮武尚美さんに伺いました

紫雲出山山頂では、約2000年前の弥生時代中頃のものと言われる
遺跡が発掘されています


これまで、報告書が作成されるような調査は、3回行われました
第1回目は、昭和30年ころから30年間、京都大学の協力で行われました
第2回目は、昭和63年ころ、香川大学の協力で行われました
第3回目は、昨年平成24年、三豊市の協力で行いました

その、第2回目の調査で見つかった発掘品などが、
このたび、香川大学から三豊市に戻されることになり、
全国的にも注目されている、この紫雲出山の遺跡について
知ってもらえる機会になればと、この展示を企画しました


この遺跡の見どころ、続きのブログでお届けします
お楽しみにるんるん

宗吉かわらの里展示館
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住所 三豊市三野町吉津甲153-1
電話 0875−56−2301
開館時間 午前9時〜午後5時
休館日  月曜日(祝日の場合は開館、その翌日が休館)
入館料  100円(中学生以下&65歳以上は無料)
 
posted by ほんまモンリポーター at 10:02| Comment(0) | 三豊ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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