「フラガールきづなスクール」を終えて

三豊市上高瀬小学校で行われた
全国学校キャラバン「フラガールきづなスクール」
その様子を２回に分けてお伝えしました。
　以前の記事はこちら「フラガールきづなスクール」�@　�A

こんにちは、かやもんです。

会場となった体育館には、
生徒たちが調べた震災について、
交流のある宮城県南三陸町のことや
そこから届いた暑中見舞いなどが掲示されていました










たくさん調べたり、クラスで話し合ったりしたんでしょうね。



今日はこの時のインタビューをお届けします。


まずは、元気な子どもたち！

フラダンス好きな人ー！の質問に全力で答えてくれました(笑)

何人かに聞いた感想では、
・フラダンスがきれいだった、面白かった。
・震災がなかったかのような笑顔だった。
・遠くから来てくれて嬉しかった。

などなど、子どもたちなりに
しっかりと受け止めているようでした。

上高瀬小学校の野田雄一郎校長先生にお話伺いました。


ー「フラガールきづなスクール」を迎えることになった経緯を教えてください。
東日本大震災が起こり、
当時の６年生が何か協力したいという申し出がありました。
何ができる考え、募金をすることになりました。
実質２日間で集めました。

学校としては、東北とのつながりがなかった為、
三豊市に尋ねてみたところ、ちょうど保健士さんが東北に行く
ということだったのでお願いすることにしました。

保健士さんの訪問先が宮城県南三陸町の
志津川小学校近くだったことで、つながりが出来ました。


子どもたちの心に復興を刻みたい。
遠いだけに風化しやすいので、
本当はみんなで行ってボランティア活動を
したい気持ちが強いのだけど、、、

と、何か良い活動はないか、と思っていた時に
新聞に小さな記事を見つけました。

それが、今回の
全国学校キャラバン「フラガールきづなスクール」でした。


応募動機を書く欄があり、
志津川小学校との交流を書きました。


そして、フラガールが来てくれる
この交流が実現することになりました。





ー今回のきづなスクールを通して、今の想いをお聞かせください。

同じ日本（同じ地球と言う方が好きなのですが）に
住む者として自分たちが出来ることをしたいと思います。

困っている人、手を差し伸べないといけない人
協力しないといけない人がいると思います。

相手の立場に立つ意識を、子どもたちの中に育てたいのです。
それが、良い人間関係を築くことにつながり、
ひいては世界平和につながると思っています。

震災は大変で辛いことだけど、未来に向けて、
子どもたちの心の中で活かしてもらいたいです。
震災を震災だけで終わらせないよう
色んな機会を通して話していきたいと思っています。


その中でメインとなるのは、命が一番大事だよ、
命を大事にできる人間でいてほしい、ということを
伝えていきたいと思っています。

前を向いて絶対に諦めたらいけない。
自分の命を大事にすると共に、
周りの人の命も大事にしながら前に進んでほしいです。

今回のフラガール訪問で、私自身も心が豊かになり
これから子ども達に命の大切さを伝えて行く上で
勇気や元気をもらいました。



フラガール先生・モアナ梨江さんからのメッセージ

震災を通して、子どもたちに頑張ること、諦めないことの
大切さを伝えて行けたらと思い、全国を回らせていただいています。

普段の授業では感じられないことを、学んでもらえたかなと思っています。
小さなことでも良いので、目標を持って笑顔で進んでもらいたいです。
そして、夢を大きく持って進んでほしいです。

見えない所で活動してくださっている方には感謝の気持ちでいっぱいです。
そういう方の為にも、私たちは笑顔で前を向いて進もうと思います。


ー香川県の人たちにもメッセージをお願いします。

香川県と福島県はとても遠いですが、
みなさんとのきづなを深める為に、是非足を運んでいただいて、
今の福島を見ていただきたいと思います。
そして、私たちのステージを見て
笑顔になって家へ持ち帰っていただきたいなと思っております。
機会があれば是非お越し下さい。




映画効果もあり前々から行きたいと思っていた
スパリゾートハワイアンズ
今回のフラガールきづなスクールで
もっと魅力的なものとなりました。

そして、私自身も震災のこと
小さくても何かできることから動こうと思います。

そしてそして、なにごとも笑顔で