さくらです
今回、たくさんの方がお越しいただけるだろう!ということで、
粟島行きの定期船の出発港である須田港の港が・・・
アート作品となり、たくさんの方をお迎えすることになりました
作品番号
須田港待合所プロジェクト 山田紗子さん
いつもは東京で建築設計の仕事をされている山田さん
山田紗子さんのHPはこちら
作品について伺いました
古い待合所も残しながら、新しい待合所を建てるということで
そのまわりをアートの作品にできたらと、最初にお話をいただきました
始めてみた時に、古い待合所と新しい待合所がななめにずれて建っているのが
ぎこちなく感じたので、この2つを1つの空間つなげたいと感じました
2つの建物の間をロープで囲うようにしたことで、
外なんだけど中のような、中間的な空間ができているかなと思います
初めて、この場所を見に来た時に、まわりに海で使ったロープがたくさんありました
建築素材としては使うことのないロープですが、やさしい雰囲気が出る素材として
今回、使うことを提案してみました
建物にロープを巻く作業は、思っていたよりはスムーズにできました
何回か打ち合わせに来るたびに親しくなっていく漁師さんたちが
手伝ってくださり、綱引きみたいな感じでどんどん進みました
ここに住んで手伝ってくださった方たちとの交流も楽しかったですね
建物もロープも耐久性があるものなので、
この建物は恒久展示として、芸術祭の後にも使われることになります
晴れた日には、ロープの影がストライプに見えたり、
天気や季節によって、いろいろな感じ方のできる作品です
是非、たくさんの方に、長い間、大事にしてほしいです
建物の中には、トイレがあります
そして、裏には小さな『庭』を感じさせる空間も
そして、2つの建物のひとつ、古いほうの待合所とロープでつながっています
待合所の中も瀬戸芸仕様に
左側のカウンターでは、大人往復船チケット販売
右側の券売機では、大人片道船チケット&子供用チケット販売
(子供は往復では購入できませんので、ご注意ください)
まずは、須田港のアートから、気分を盛り上げて、ご出発ください
いろんなところに見所があるんですね〜
本当に、見どころいっぱいです!!!
一日では、全然見終わりません〜
たくさんの方が島へ渡って、混雑するのかなと思いますが、粟島のやさしい雰囲気のおかげでしょうか!?
なんだか、たくさんの人がいても、息苦しさやせわしい感じはしないんですよ!
とっても素敵な雰囲気の芸術祭です!