始まったことを告げる音が聞こえてきました・・・
今日から始まる大坊市

かやもんです
場所は、大坊さんと親しまれている三野町にある本門寺。
こちらで開催される大坊市も昔から
地元の人のみならず、多くの人に愛されて続いています。
ご住職・梶原慈文さんのお話・その壱はこちら
近くにあるJRみの駅が高瀬大坊駅と言われていた頃には、
大坊市に合わせて臨時電車が停まっていたほどなんだそうです

今で言う、津島ノ宮駅みたいだったんですって

人出もすごくて、
もう歩けないくらいのにぎわいだったそうです

芝居やサーカスが来て、食べ物屋もずらーっと並んで
とにかく人が多かったとのこと

ご住職が小学生の頃なんかは、
お店の人に“大坊の小僧”と言われて、
おいしい思いもしてたんだそうですよ(笑)


今では、大坊市として人は集まるけれども
お店の数は激減していて様子は変わってしまったようです。
また、お寺に行くそもそもの目的、
宗教心が薄れて来ている現状に残念な思いをされているようでした。
でもでも

“百聞は一見に如かず”ということで、
大坊市に来られたことのない方にも来てほしいですね。
と梶原住職はおっしゃっていました。
人の流れや出店の内容などに変化があっても
変わらず続いていて、
この大坊市で大事にされていることは、
やはり、日蓮大聖人の祥月命日の法要だそうです。
日蓮が亡くなったのは、弘安5年10月13日。
これを今の暦に置き換えると、11月21日になるということで
毎年この時期に大坊市が行われています。

法要が2つあることの意味を伺ってみたところ、
・22日夜の御逮夜法要とは、命日前日の法要のこと
・23日朝の御正当会法要とは、当日の法要のこと
を指すのだそうです。
また、満山供養では、
宗祖や歴代の住職を供養するのだそうです。
お寺として年間を通して
他にもたくさんの法要や行事などがあります。

そして、
大坊市の時にもお目見え!?
コレ ↑ や アレ ↓ について次回お届けします

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