高瀬町の県道224号線沿いにある
きくやうどんへ行ってきました
こんにちは、かやもんです。
11時頃に着いた店内では、さすがにお客様はまばらでした。
そのお陰で、ご主人・石井 伸三郎さんのお話を
たっぷり伺うことができました
そのお話は後ほど。
メニューはオーソドックスなのと、ざるそばが
12時を過ぎた頃から、
お昼休みで来られるお客さんが続々と入ってきました。
よく来られているような感じの方ばかりでした。
丁寧に接客もされていたご主人。
お話伺っている時に気になっていた
ご主人の手
手打ちにこだわっているため、すごく厚い手
そう言えば、体もとってもしっかりしてらっしゃる
さて、ご飯もののサイドメニューは
ちらし寿司や助六寿司、おにぎり
揚げ物は、かきあげ
ゲソ・野菜・ちくわなど
あったかいぶっかけと、
気になった春菊のかき揚げいただきま〜す
薬味は〜
しょうが・大根おろし・ねぎ・天かす…全部乗せ
最初の歯ざわりは柔らかいのだけど、
コシはちゃんとある麺でした。
麺も味もやさしくて、
お話聞いた後ということもあって、
ご主人の人柄とリンクする感じでした。
春菊たっぷりのかき揚げもおいしかった〜
そのご主人、
13歳からうどん作りに携わっていて
朝にうどんを踏んでから学校へ行っていたそうです。
頑固一徹な明治生まれのお父様に厳しく育てられたから
色んな困難も乗り越えて来られたと感謝している、と
ご両親への感謝の気持ちをたくさん語ってくださいました。
一時はそんなお父様の厳しさに耐えられず、
丁稚奉公に出たこともあったそうですが、
そこでの対応はとても過酷なもので、、、
(事実は小説より奇なり・・・
おしんのように映画やドラマになりそうなお話でした)
これまでの人生で、
周囲の方にも助けてもらうことは多く、困った人を助ける精神が養われ、
そして信用は落とすなというお父様の教えを守っているそうです。
また、自身の経験や恩師に巡り会えたことを
小学生に何か還元していきたいということで、
働くことの大変さを小学生に体験させる場も設けられているとのことでした。
3つのぼう(辛抱・貧乏・麺棒)と付き合っていくしかないと
お父様の言葉を笑いながら教えてくれたご主人でした!
取材させていただいていて、よく思うのですが
三豊市の方は親しみやすい方が本当に多いですね
突然伺った時でも、快く受け入れていただけてとても嬉しいです
そんな話があったから
余計にうどんの優しさがしみました
また、ふらりとあのご主人の温かさに触れに行きたいな・・・
と思えるお店です
冷凍うどん事業もされているとのことで、
坂出や観音寺のかんぽの宿に卸しているそうです。
きくやうどん
住 所 :三豊市高瀬町比地中1942−1
電 話 :0875-73-3950
営業時間:9:30くらい〜14:30
定休日 :日曜日
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