3月2日(日) 粟島で百々手祭りが開催されます
百々手祭とは・・・
香川県の中でも西讃岐を中心に弓を射る行事として行われています。
一般的には豊作祈願、大量祈願、厄落などを
目的に弓を射る、魔を退散させるという意味合いが強いです。
春にあたって予祝行事とも言われていますが、
作業に入る前に、農作業なら農作業に入る前に
今年は豊作を祈りますということで、本来は春に行われています。
特に、三豊市や観音寺市では百々手祭が盛んで、
百々手祭に関する記録類がたくさん残っています。
比較的古いものが残っているというのが特徴で江戸時代の早い段階から
百々手祭が行われていたんじゃないか、と思われています。
粟島 百々手祭について
粟島百々手保存会代表 中西敏文さん、田尾啓司さん
にお伺いしてきました
粟島の百々手祭り
粟島は弓道は今も盛んで、一年中みんな練習しています。
その年の御射手さん12名が島内の男性から選ばれます。
上は80歳から下は40歳まで参加します。
選ばれた方は、引き続き練習も続けられ、この百々手の時期を迎えます
御射手さんに選ばれるのは、たいへん光栄な事なんですよ。
百々手祭りは、午前9時から矢を打ち始めます。
そして昼から、1人24枝立=48本を打ちます。
3百々手祭り当日には、一日で合計1008本の矢を打つ事になります。
朝早くから、神事として決められた矢を打ち、
その後、島内外からの方の祈願を込めた扇を打ちます。
願いを込めた扇に、矢が当たれば願いが叶うと言われています。
願い事は「交通安全」や「安産祈願」などなんでも大丈夫です。
扇は竹内商店で販売していますので、
自分の願い事をかいて、粟島神社へお越しくださいね。
◆詳しくは こちら
粟島の百々手祭りは3月2日(日)
午前9:00〜15:30程まで開催しています。
場所は粟島神社、港より徒歩5分ほどです。
◆詳しくは こちら
ギャラリーがたくさんいると射手さんもやる気が出ます
ぜひ、願い事を書いた扇をお持ちの上、粟島神社へお越しくださいね〜
扇の購入は島唯一のコンビニ、武内商店で
◆詳しくは こちら
ブイブイねこちゃんが道案内してくれています
【関連する記事】