こんにちは!もりいちです!
前回より引き続き
創業400年の歴史を誇る
原銅像製作所をご紹介します!
13代に渡り美術鋳造の文化を受け継いできた原銅像製作所。
一体どのような作品を手がけてきたのか!?
そして、製作所で数々の作品を作り上げてきた
原型師織田朱越氏とは!?
※若かりし頃の織田朱越氏
明治32年豊中町岡本生まれ、本名織田彦次郎。
岡本地区は岡本焼きの産地で粘土細工が得意で人物像や茶碗を
作って窯で焼いていました。
そして16歳頃から銅像や彫刻の修行をし、28歳頃大阪の
彫刻家中村武平氏を師事し10年程修行をしたのち地元岡本に戻りました。
それから山本町辻にあります原鋳造所にて、原正太郎氏の依頼を受け
作品づくりに励みました。原鋳造所で住み込みで働き作品を製作。
60余年の職人人生で300余りの作品を残したそうです。
小さい茶器や置物などの美術品を始め、大久保ェ之丞・一太郎やぁい
二ノ宮金次郎・慈母観音像などなど、数多くの銅像を手がけました。
人柄もお酒が好きでとても天真爛漫な性格で
苦労して作った作品も羽振りよくあげてしまう人で
その反面気に入らない人には、いくらお金を積まれても
頑としてあげなかったそうです。
人物の銅像を得意とする方だったそうですが
作品集には蟹の銅像もちらほら!
財田川にかかる西光寺橋にも蟹の銅像があるんです!
お近くを通りかかったら、是非足を止めてみて下さいね

三豊市内の神社や学校など各所に織田朱越氏の作品が
たくさん!近所で見かける銅像はもしかしたら織田朱越氏作かも!?
そんな風に銅像を眺めてみるのもおもしろいかもしてないですね

続く

======================



参考:「織田朱越作品集」織田朱越翁を顕彰する会・三豊市HP
より大きな地図で 三豊エリアA を表示
【関連する記事】