2014年03月13日

創業400年の歴史!原銅像製作所 〜その2〜


こんにちは!もりいちです!


前回より引き続き
創業400年の歴史を誇る
原銅像製作所をご紹介します!
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13代に渡り美術鋳造の文化を受け継いできた原銅像製作所。
一体どのような作品を手がけてきたのか!?

そして、製作所で数々の作品を作り上げてきた
原型師織田朱越氏とは!?
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※若かりし頃の織田朱越氏




明治32年豊中町岡本生まれ、本名織田彦次郎。

岡本地区は岡本焼きの産地で粘土細工が得意で人物像や茶碗を
作って窯で焼いていました。

そして16歳頃から銅像や彫刻の修行をし、28歳頃大阪の
彫刻家中村武平氏を師事し10年程修行をしたのち地元岡本に戻りました。

それから山本町辻にあります原鋳造所にて、原正太郎氏の依頼を受け
作品づくりに励みました。原鋳造所で住み込みで働き作品を製作。
60余年の職人人生で300余りの作品を残したそうです。

小さい茶器や置物などの美術品を始め、大久保ェ之丞・一太郎やぁい
二ノ宮金次郎・慈母観音像などなど、数多くの銅像を手がけました。

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人柄もお酒が好きでとても天真爛漫な性格で
苦労して作った作品も羽振りよくあげてしまう人で
その反面気に入らない人には、いくらお金を積まれても
頑としてあげなかったそうです。

人物の銅像を得意とする方だったそうですが
作品集には蟹の銅像もちらほら!

財田川にかかる西光寺橋にも蟹の銅像があるんです!
お近くを通りかかったら、是非足を止めてみて下さいね目
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三豊市内の神社や学校など各所に織田朱越氏の作品が
たくさん!近所で見かける銅像はもしかしたら織田朱越氏作かも!?
そんな風に銅像を眺めてみるのもおもしろいかもしてないですねるんるん

続く次項有



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ペン「多度津EXPRESS旅はここから!」取材記事はこちら

ペン大久保ェ之丞関連記事

ペン原銅像製作所HP

参考:「織田朱越作品集」織田朱越翁を顕彰する会・三豊市HP


より大きな地図で 三豊エリアA を表示


posted by ほんまモンリポーター at 05:47| Comment(0) | 伝統文化 & お祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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