こんにちは!もりいちです!
前回ご紹介の3月21日(金)
ふれあいパークみのにて開催される
人形浄瑠璃 in みとよ
三野町が誇る伝統芸能である
人形浄瑠璃『讃岐源之丞』について
讃岐源之丞保存会メンバーであり、三野町公民館館長の
西川正明さんにお話をお伺いしたのでご紹介
人形浄瑠璃『 讃岐源之丞』の歴史
人形浄瑠璃そのものは歌舞伎や能よりも古くからあり、太夫や三味線が
一緒になって三位一体になったのは1685年頃で、竹本義太夫さんという方が
大阪で一座を結成したのが始まりで、今日まで何百年も続いており、
市民の楽しみの芸能でした。
そして三野町では、明治30年頃に大見出身の三好富太郎さんという方が
人形の一座を結成しました。人形などについては、お金持ちが多く
人形浄瑠璃をする人が多かった仁尾の地域から買って今まで守ってきました。
そして現在の讃岐源之丞に至ります。
明治から昭和初期の盛んな時期には、香川県にも数多くの人形浄瑠璃の団体
があったのですが、昭和後期から廃れてきて、現在では3団体のみになります。
しかしながら、この讃岐源之丞は地道な活動が認められ県指定無形民俗文化財に、
また人形頭(42個)や衣装(40枚)が県指定有形民俗文化財に指定されているんです! 詳しくは過去の記事をチェック
讃岐源之丞の活動状況
会員は21人で、活動をしているのは19人。メンバーは三野町のみならず、
三豊市のお隣観音寺からの方もいて、中には20代の若い方もがんばっています。
人形浄瑠璃というと、なかなか古典的で敷居が高いものと感じられてしまい
がちですが、とても魅力的で非常に奥が深い芸能なんです!
そしてこれからも、そんな人形料瑠璃をより多くの方に知ってもらい、
若い方にもメンバーに加わってもらって、後継者を育成して貴重な伝統文化を
継承し続けていきたいと思っています!
人形浄瑠璃の芸の奥深さ・魅力
人形浄瑠璃は非常に奥が深く、一人前になるにはかなり根気のいります。
しかしそれでも続けられる面白みや魅力というのは、人形を操るにせよ、
太夫や三味線にせよ、物語のあらすじが分かったり、物語を上手に
表現できる様になってきたり、前より少しうまくできる様になったと感じる時、
また公演などの大舞台でやりきった時の達成感というのが、
人形浄瑠璃を続ける秘訣であり、魅力でもあります!
大変奥が深い伝統芸能の人形料瑠璃『讃岐源之丞』
それでは次回、3月21日開催の「人形料瑠璃 in みとよ」
についてご紹介します!お楽しみに〜
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