
シリーズでご紹介しております『韓国ハプチョン郡植林ツアー』。
前回に引き続き、ツアーに参加された方々の記憶・思い出に強く残る
こととなった場所をご紹介します。>韓国の桜記事@・A
○日本人妻の墓地

<日本人妻の墓地>
ツアーの行程終盤に訪れたのが、釜山広域市金井区にある「釜山市立公園墓地」。
ここには太平洋戦争で亡くなられた韓国人の「太平洋戦争犠牲韓国人慰霊塔」、
そして「日本人妻の墓地」があり、「日本人冢移安之碑」と刻まれた慰霊碑、
1700の位牌が眠る納牌堂があります。

終戦とともに釜山在住の日本人が引き揚げた後に遺骨や位牌、過去帳が
放置されたままであったのを1962年に一カ所に集め、石碑と納牌堂が
建立されました。その後移転されることになり、1991年に
ここ釜山市立公園墓地に新たに建立されました。
ここを訪れた一行は、まず墓地の周囲を全員でゴミ拾いをした後合掌。
さらに墓地公園内のもう一つのお墓を訪れました。
それが「李秀賢(イ・スヒョン)義死者墓地」。

<イ・スヒョン義死者墓地>
2001年1月26日。日本に語学留学をしていた韓国人男性イ・スヒョンさんが
東京新大久保駅にて、線路に落ちた男性を助ける為、線路上に降りていき
亡くなってしまった。(その時、同様に線路上に助けに降りたカメラマン
関根史郎さんも亡くなりました。)
そして李さんの人命を救おうとした勇敢な行動をたたえ追悼する為に、
この墓地公園に安置されました。日本人を自身を顧みず助けようとした李さん。
墓前に手を合わせずにはいられません。

そして、日本人妻の墓地建立に際して尽力されたのが、朝鮮半島における
多くの残留日本人妻を支援してきた崔秉大(チェ・ビョンデ)さん(85歳)。同じく日本人妻を支援してきた在韓日本婦人組織『芙蓉会』会長の
國田房子さん(100歳)。
お二人は40年以上苦楽をともにし、日本人妻達の為に 尽力してこられました。
このお二人ともこの墓地で再会。
そして國田さんからツアー参加者の小野健一さんに手渡されたのが
國田さんの人生を綴った書籍『韓国の桜』でした。
●次回、植林ツアー参加者の一人である山西勤さんのお話をご紹介します。
※掲載写真は植林ツアー参加者の山西勤さんよりご提供頂きました。
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