こんにちは!もりいちです!
今年は空海弘法大師が四国八十八カ所霊場を
開創してなんと1200年
四国の各霊場で1200年を記念して様々事業が
行われています。ここ三豊における四国霊場の
弥谷寺・本山寺・大興寺でも各種事業が執り行われます。
そんな中で、豊中町にあります70番札所本山寺
において6月9〜22日/11月10〜23日の期間
本堂において普段見ることができない前立佛を拝観できます!
この記念事業に先立ち、五重塔が象徴的な本山寺に
お邪魔して取材して来ました。ご紹介します
●本山寺関連記事
●本山寺HP
●四国八十八カ所霊場HP
今回、本山寺についてお話をお伺いしたのが、住職の長田実生さん
本山寺の特徴、見所、記念事業などについてお聞きしました
仁王門
※明治37年8月29日、重要文化財指定
本山寺の境内南に位置し、参拝者はこの門をくぐり本堂へ向かいます。
正面三間奥行二間の切妻造りで、本中四本の前後に八本の控柱があり
『八脚門』とも呼ばれ、鎌倉時代のものになります。
鎮守堂
※平成元年2月28日、県指定有形文化財指定
仁王門から入って左手に見えるお堂で、400年前の
室町時代のものになります。小さい屋根を杉の皮で葺いた
檜皮葺(ひわだぶき)で、お寺を守る鎮守さんが祀られています。
五重塔
明治に新築されましたが、それから100年が経過し傷みが進んでおり
修復を予定しています。四国霊場には五重塔が善通寺・本山寺・
志度寺・竹林寺(年代順に列挙)の計4カ所にあり、2番めに古いものです。
ここ一年、修理の為に専門家による調査が行われているのですが
地震に対する免震構造・制震構造の一種として一階の天井の部分に
大きな箱があり石がいっぱい入っています。
この箱の重りが真ん中の心柱を下から引っ張ることで
地震の揺れを軽減するのですが、この箱の中いっぱいの平たい石には
ひとつずつ文字が書かれています。
この様な石は通常、古墳から出てくるのですが、お堂から出たということで
大変珍しく、四国霊場が世界分化遺産登録に向けて調査されていることもあり
現在県による調査が進んでいます。
本堂
※昭和30年6月22日、国宝指定
本山寺の本堂は今から700年前の西暦1300年(正安2年)
に建立されました。この本堂の棟木に墨書きがあるのですが
そこには「今は去ること400年くらい前・・・」という記述があります。
この墨書きが正安2年(鎌倉時代の終わり)に書かれたことから
西暦900年に弘法大師が最初にこのお寺を開かれたということになります。
本堂の大きさは間(けん)数にして7間(1間:181.8cm)で、形は正方形。
現在のものは、昭和27〜30年に解体修理が行われ復元されました。
建材には当時(鎌倉時代)のものも利用されています。
本堂の右手の二頭の馬
かつて一般の篤信(信仰の熱心な)の信者が手作りで馬の像を作ってくれました。
しかし戦争中の金属供出で持ち出され、長い間無くなってしまっていました。
それから後になって、今度は二頭にして作ってくれたものが現在のものになります。
それでは次回、本山寺における1200年記念事業
についてご紹介します!
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