7月29日（火） 本山寺 きゅうり加持

さくらです

夏の一番暑いこの季節に、四国霊場７０番札所『本山寺』で
毎年行われているご祈祷、ご存知ですか？


その名も、『きゅうり加持』　　



古来から弘法大師が伝えたと言われている加持祈祷の行事です。
大暑から「土用の丑の日」まで、一年で一番暑いと言われるこの時期。
この暑い季節の、「土用の丑の日」に、行われる『きゅうり加持』。
現在でも、香川県内のお寺では、やり方は様々ですが、行っているお寺があります。

三豊市豊中町、四国霊場第７０番札所本山寺では、
このご祈祷を、毎年「土用の丑の日」に続けています。


毎年、「土用の丑の日」は変わりますが、今年は7月29日（火）
（年に2回ある年もありますが、今年は１回です）
「土用の丑の日」の朝早く6時から正午まで受け付けています。

お参りいただく方は、一人１本、きゅうりを持参します。
ご祈祷は、普段は入ることのできない本山寺国宝の本堂の
ご本尊様である馬頭観音様の前で、ご住職と一緒にお勤めをします。


お持ちいただいたきゅうりの中に、
皆様の願い事を込めた護符（守り紙）という小さな紙を埋め込み、
御祈祷いたします。

当日、御祈祷したきゅうりは、一晩家でお祀りして翌朝に恵方へ埋めます。
恵方については、ご祈祷の際に、詳しくご説明してくれるそうです。


一年で一番暑いこの季節に行われている意味とは・・・

まずは、護符を埋め込みご祈祷されたきゅうりを家の庭に埋め、
そのきゅうりが腐っていくのと同時に願い事がかなうと言われていること。
もう一つは、この暑い時期にこそ気持ちを『集中』して、
お勤めにも励んでいただくことで、願いがかなうと言われていること。



想いが届きそうな気がします・・・
私も、大きなきゅうりを持って、ご祈祷に行きたいと思います！
（きゅうりの大きさは、お願いごとを叶えるのに関係ないそうです）

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『きゅうり加持』
2014年は、7月29日（火）　午前6時〜正午まで。
きゅうり一本につき、御祈祷料500円。
人数分だけ、きゅうりはご持参ください。
お寺にはきゅうりはご用意してません。
持っていくきゅうりは一人１本ですが、
願い事はおいくつでも受け付けてくれるそうですよ！

本来はご本人様が行けるのが一番ですが、
遠くに住んでいるけれど・・・、この日は予定があるけれど・・・
ご祈祷をお願いしたいという方、お寺できゅうりを用意してご祈祷し、
お札を郵送することも可能です。
護符の郵送をお願いしたい方は、
下記、本山寺に直接お電話いただき、事前にお申し込みください。
郵送の場合は送料等含みまして一本1000円お納めください。


ご家族、ご友人等々、親しい方のために、代わりにお参り頂いてもいいそうですよ！
きゅうりを持って、今年後半の願い事を叶えに行きましょう


本山寺の境内では、サルスベリの花が咲いていました

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四国霊場　第70番札所　本山寺
住所：三豊市豊中町本山甲1445
電話：[phone]
本山寺のHPはこちら

本山寺の過去の詳しい記事はこちら

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