この三豊市の周辺で、8000年前に暮らしていた人々の生活を想像してみる・・・
そんなタイムスリップ体験を楽しみに、行ってきました!
八千年前からのメッセージ
三豊市最古の縄文遺跡
小蔦島貝塚特別展
日程:8月2日(土)〜9月28日(日)
開館時間:朝9時〜午後5時
入館料:100円 (中学生以下・65歳以上は無料)
休館日:月曜(祝日の場合は開館、翌日休館)
小蔦島は、三豊市仁尾町の沖合1KMに浮かぶ小さな島です。
そこの小蔦島に、香川県内最古級の縄文遺跡で
県指定史跡の仁尾町の 小蔦島(こつたじま)貝塚があります。
現在、小蔦島の貝塚からの出土品を紹介する特別展が、
三野町の宗吉かわらの里展示館で行われています。
仁尾町の沖合約1キロに浮かぶ小蔦島の貝塚は、
1923(大正12)年ごろに発見されました。
調査の結果、当時としては全国的にも数少ない
約八千年前前の縄文時代早期の遺跡であることがわかりました。
同じ模様が繰り返し施され、縄文時代早期によく使われた「押型文土器」や
貝殻、石器などが展示されています。
小蔦島周辺の縄文時代の遺跡は、荘内半島や粟島でも見つかっており、
これらの遺跡分布から、まず小蔦島に人々が住み始め
次第に広がっていったとみられています。
現在、小蔦島への定期船は運航しておりません。
隣の大蔦島(通称:蔦島)へは、夏の期間のみ船が運航しています。
右側:仁尾の海岸線
左側の2つの島:上の大きいほうが大蔦島、下の小さい島が小蔦島
蔦島の詳しいご紹介はこちら
さらに、詳しいことを聞いてみたいという方へ向けて、
来週、講演会も企画されています。
『小蔦島貝塚と香川県の縄文社会』 講演
講師:丹羽 佑一氏(香川大学名誉教授)
県内の数々の発掘調査に携わるとともに、
長年、香川大学で考古学を教えてこられました。
小蔦島貝塚や紫雲出山遺跡など、三豊市の軌跡の調査もされています。
日時:9月13日(土) 午後1時30分〜午後3時
場所:三野町社会福祉センター
(三豊市三野支所北隣)
参加費:無料
お問い合わせ:宗吉かわらの里展示館
電話:0875-56-2301
宗吉かわらの里展示館
[ここに地図が表示されます]
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